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アブー・ラハブ*の両手¹は破滅せよ。そして彼は、(確かに)破滅したのだ。²
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1 アラビア語特有の表現で、体の一部「両手」によって体全体を表している。あるいは、「彼の財産、所有物」(アル=バガウィー5:327参照)。その他「預言者*に向けて石を投げていたために、両手が特に言及されている」「彼の現世と来世」といった解釈もある(アル=バイダーウィー5:544参照)。 2 「一番近い親族に警告せよ」というアーヤ*(詩人たち章214)が下った後、預言者*ムハンマド*はサファーの丘に登り、アッラー*からの命令通り、クライシュ族*を集めて「本当に私は厳しい懲罰に先立つ、あなた方への警告者である」(サバア章46も参照 )と呼びかけた。それに対し、アブー・ラハブ*が「お前に破滅あれ。こんなことのために私たちを集めたのか?」と言ったことに対し、このスーラ*が下ったとされる(アル=ブハーリー4971参照)。
彼の財産も、彼が得たもの¹も、(アッラー*の懲罰が下された時、)彼の役には立たなかった。
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1 「彼が得たもの」とは、子供のこととされる。一説に彼は、来世における不信仰の応報を聞かされた時、「もしそれが本当なら、(その日、)私は自分の財産と子供を代償(だいしょう)として、それを免じてもらおう」などと言った(イブン・カスィール8:515参照)。
彼は、(激しく燃え上がる)炎を有する業火に入って炙られることになろう。
そしてその妻、つまり薪の運搬人¹も(そこに入って炙られよう)。²
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1 アブー・ラハブ*の妻は、ウンム・ジャミール。「薪の運搬人」の解釈には、「棘(とげ)を運んできては、預言者*の通り道に撒(ま)いて いたこと」「預言者*について、悪い噂を吹いて回っていた(筆章11の訳注も参照)ことのたとえ」「預言者*の貧しさを蔑(さげす)む一方、自分は裕福なのに、けちだったことのたとえ」「罪を負うことのたとえ」といった諸説がある(アル=クルトゥビー20:239-240参照)。 2 実際、彼ら夫婦はイスラーム*を受容することなく、この世を去った(アッ=サアディー936頁参照)。
彼女の首には、縒り合わされたものの紐が(かけられて)ある。¹
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1 「縒り合わされたもの(マサド)」の具体的な意味については、様々な説がある。だが、その語義的意味は「ラクダの革であれ、ヤシの木の繊維・葉であれ、鉄であれ、きつく縒り合わされたもののこと」(アル=ワーヒディー24:417参照)。ここから解釈学者らは、彼女が「現世では、『縒り合わされた紐』で首にかけた背負い袋に棘(とげ)を集めていた(アーヤ*4の訳注も参照)が、来世では首に『火の鎖(鉄で縒り合されたもの)』をかけつつ、地獄の業火にくべる薪の袋を背負う」という解釈を導き出している(アッ=ラーズィー11:355参照)。
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