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title: "ترجمة سورة طه - الترجمة اليابانية - سعيد ساتو (اليابانية)"
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book_name: "الترجمة اليابانية - سعيد ساتو"
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# ترجمة سورة طه - الترجمة اليابانية - سعيد ساتو (اليابانية)

📖 **[اقرأ النسخة التفاعلية الكاملة على Quranpedia](https://quranpedia.net/surah/1/20/book/27817)** — مع التلاوات الصوتية، البحث، والربط بين المصادر.

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Translation of Surah طه from "الترجمة اليابانية - سعيد ساتو" in اليابانية.

### الآية 20:1

> طه [20:1]

ター・ハー¹。
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１ この文字群については、頻出名・用語解説の「クルアーンの冒頭に現れる文字群\*」を参照。

### الآية 20:2

> ﻿مَا أَنْزَلْنَا عَلَيْكَ الْقُرْآنَ لِتَشْقَىٰ [20:2]

（使徒\*よ、）われら\*があなたにクルアーン\*を下したのは、あなたが不幸になるためではない¹。
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１ 啓示と、様々な義務や制約を含むその教えの目的は、人を不幸にさせることではない。慈悲深いアッラー\*はそれを、幸福・成功・勝利への導きとされ、この上なく易（やさ）しいものとされ、心身への栄養・身体の休息とされたのである（アッ＝サァディー５０１頁参照）。

### الآية 20:3

> ﻿إِلَّا تَذْكِرَةً لِمَنْ يَخْشَىٰ [20:3]

しかし、（それをあなたに下したのは、アッラー\*の懲罰を）恐れる者への、教訓とするため。

### الآية 20:4

> ﻿تَنْزِيلًا مِمَّنْ خَلَقَ الْأَرْضَ وَالسَّمَاوَاتِ الْعُلَى [20:4]

大地と、高き諸天をお創りになったお方から、次々と下されたものとして。

### الآية 20:5

> ﻿الرَّحْمَٰنُ عَلَى الْعَرْشِ اسْتَوَىٰ [20:5]

（かれは）慈悲あまねき\*お方、まさに御座に上がられた¹。
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１ 「（アッラー\*が）御座に上がられる」については、高壁章５４の訳注を参照。

### الآية 20:6

> ﻿لَهُ مَا فِي السَّمَاوَاتِ وَمَا فِي الْأَرْضِ وَمَا بَيْنَهُمَا وَمَا تَحْتَ الثَّرَىٰ [20:6]

かれにこそ、諸天にあるもの、地にあるもの、その間にあるもの、土の下にあるものは属する。

### الآية 20:7

> ﻿وَإِنْ تَجْهَرْ بِالْقَوْلِ فَإِنَّهُ يَعْلَمُ السِّرَّ وَأَخْفَى [20:7]

たとえあなたが言葉を露わにしても（隠しても）、本当にかれは秘密と、更に秘められたことをご存知である。

### الآية 20:8

> ﻿اللَّهُ لَا إِلَٰهَ إِلَّا هُوَ ۖ لَهُ الْأَسْمَاءُ الْحُسْنَىٰ [20:8]

アッラー\*はかれ以外には崇拝\*すべきもののないお方。かれにこそ、美名は属する。

### الآية 20:9

> ﻿وَهَلْ أَتَاكَ حَدِيثُ مُوسَىٰ [20:9]

一体、あなたのもとにムーサー\*の話は届いたか？

### الآية 20:10

> ﻿إِذْ رَأَىٰ نَارًا فَقَالَ لِأَهْلِهِ امْكُثُوا إِنِّي آنَسْتُ نَارًا لَعَلِّي آتِيكُمْ مِنْهَا بِقَبَسٍ أَوْ أَجِدُ عَلَى النَّارِ هُدًى [20:10]

彼が火を目にし、自分の家族に（こう）言った時。「待っていなさい。まさに私は、火を見つけたのだ。私はそこからあなた方に、火種を持って来るだろう。あるいは火のもとに、（道の）案内人を見つけるかもしれない」。¹
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１ これはムーサー\*が、家族を連れてマドゥヤン\*からエジプトへと向かう途中、道を迷ってしまった時の出来事であり、時節は冬の夜であったとされる（アル＝クルトゥビー１１：１７１参照）。蟻章７、物語章２９も参照。こうして物質的な明かりと導きを見出すこととなる（アッ＝サァディー５０２頁参照）。

### الآية 20:11

> ﻿فَلَمَّا أَتَاهَا نُودِيَ يَا مُوسَىٰ [20:11]

こうして彼がそこ¹にやって来た時、（こう）呼びかけられた。「ムーサー\*よ、
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１ ムーサー\*が火と思ったものは、白い火に包まれた緑樹であったという（アル＝バガウィー３：２５６参照）。

### الآية 20:12

> ﻿إِنِّي أَنَا رَبُّكَ فَاخْلَعْ نَعْلَيْكَ ۖ إِنَّكَ بِالْوَادِ الْمُقَدَّسِ طُوًى [20:12]

本当にわれこそは、あなたの主\*である。ならば、（われとの語らいのため、）あなたの靴を脱ぐがよい。まさにあなたは、聖なる谷トゥワー¹にいるのだから。
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１ 「トゥワー」という語の意味には諸説あるが、イブン・カスィール\*はそれが谷の固有名詞であるという説を有力視している（５：２６６－２６７）。

### الآية 20:13

> ﻿وَأَنَا اخْتَرْتُكَ فَاسْتَمِعْ لِمَا يُوحَىٰ [20:13]

そしてわれは、あなたを（使徒\*として）選んだのだ。ならば、（あなたに）啓示されることに、耳を傾けよ。

### الآية 20:14

> ﻿إِنَّنِي أَنَا اللَّهُ لَا إِلَٰهَ إِلَّا أَنَا فَاعْبُدْنِي وَأَقِمِ الصَّلَاةَ لِذِكْرِي [20:14]

本当にわれこそは、われ以外に崇拝\*すべきもののない、アッラー\*。ゆえにわれを崇拝\*し、われを唱念すべく礼拝を遵守\*せよ。

### الآية 20:15

> ﻿إِنَّ السَّاعَةَ آتِيَةٌ أَكَادُ أُخْفِيهَا لِتُجْزَىٰ كُلُّ نَفْسٍ بِمَا تَسْعَىٰ [20:15]

本当にその時（復活の日\*）は、訪れる。全ての者が自分の努力することによって報われるようにするため、われはそれ（が訪れる時）を、（われ自身にさえも）隠してしまわんばかりである。¹
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１ アル＝バガウィー\*によれば、大半の解釈学者はこのアーヤ\*を「アッラー\*は、復活の日\*の時をご自身にさえお隠しになりそうな程なのだから、創造物にとっては知る由もない」と解釈している。また、復活の日\*の時が分からないからこそ、人はそれを常に恐れるようになるのである（３：２５８参照）。

### الآية 20:16

> ﻿فَلَا يَصُدَّنَّكَ عَنْهَا مَنْ لَا يُؤْمِنُ بِهَا وَاتَّبَعَ هَوَاهُ فَتَرْدَىٰ [20:16]

ならば、それを信じず、自分の欲望に従った者が、あなたをそれ¹から阻むようであってはならない。そうすれば、あなたは破滅してしまう。
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１ つまり復活の日\*への信仰と、それへの準備のこと（ムヤッサル３１３頁参照）。

### الآية 20:17

> ﻿وَمَا تِلْكَ بِيَمِينِكَ يَا مُوسَىٰ [20:17]

あなたの右手にあるそれは何か、ムーサー\*よ？」

### الآية 20:18

> ﻿قَالَ هِيَ عَصَايَ أَتَوَكَّأُ عَلَيْهَا وَأَهُشُّ بِهَا عَلَىٰ غَنَمِي وَلِيَ فِيهَا مَآرِبُ أُخْرَىٰ [20:18]

彼は申し上げた。「これは、私の杖です。私はこれに寄りかかったり、これで（木々の葉を）私の羊の上に突き落としたりします。また、私にはそれに、外の使い道もあるのです」。

### الآية 20:19

> ﻿قَالَ أَلْقِهَا يَا مُوسَىٰ [20:19]

かれは仰せられた。「それを投げるがよい、ムーサー\*よ」。

### الآية 20:20

> ﻿فَأَلْقَاهَا فَإِذَا هِيَ حَيَّةٌ تَسْعَىٰ [20:20]

彼はそれを投げた。すると、どうであろう、それは這い回る大蛇となった（ので、彼は怖がって逃げ出した）。

### الآية 20:21

> ﻿قَالَ خُذْهَا وَلَا تَخَفْ ۖ سَنُعِيدُهَا سِيرَتَهَا الْأُولَىٰ [20:21]

かれは仰せられた。「それを掴め。そして怖がるのではない。われら\*はそれを、元の形に戻すのだから。

### الآية 20:22

> ﻿وَاضْمُمْ يَدَكَ إِلَىٰ جَنَاحِكَ تَخْرُجْ بَيْضَاءَ مِنْ غَيْرِ سُوءٍ آيَةً أُخْرَىٰ [20:22]

また、あなたの手を自分の脇に挟んでみよ。それはもう一つの御徴として、災い¹もなしに、白くなって出てくる。
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１ この「災い」は、皮膚（ひふ）の病気などのことを指す（ムヤッサル３１３頁参照）。

### الآية 20:23

> ﻿لِنُرِيَكَ مِنْ آيَاتِنَا الْكُبْرَى [20:23]

（これらのことは、）われら\*があなたに、われら\*の最大の御徴¹の内から、見せてやるためなのである。
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１ この「御徴」とは、アッラー\*の御力、その権威の偉大さ、ムーサー\*が真の使徒\*であることを証明する、最大の根拠のこと（前掲書、同頁参照）。

### الآية 20:24

> ﻿اذْهَبْ إِلَىٰ فِرْعَوْنَ إِنَّهُ طَغَىٰ [20:24]

（ムーサー\*よ、われへと招くべく、）フィルアウン\*のもとへ行くのだ。実に彼は、（われへの反抗において）度を越してしまったのだから」。

### الآية 20:25

> ﻿قَالَ رَبِّ اشْرَحْ لِي صَدْرِي [20:25]

彼は申し上げた。「我が主\*よ、私の胸を広げ¹、
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１ 「胸を広げる」という訳をあてた原語は、字義的には「胸の柔らかい表面を切り開く」といった意味。それが転じて実際には、「何かを実行するにあたって、無邪気さや迷いの気持ちを取り除くこと」のたとえに用いられる（イブン・アーシュール１６：２１０参照）。ムーサー\*は、強大な権力と軍勢を有するフィルアウン\*に立ち向かうことになり、非常な恐怖を感じていた（アル＝バガウィー３：２６０参照）し、預言者\*となる前に誤って人を殺してしまったことの心配もあった（物語章３３参照）。

### الآية 20:26

> ﻿وَيَسِّرْ لِي أَمْرِي [20:26]

我が任務を、私のために容易にし、

### الآية 20:27

> ﻿وَاحْلُلْ عُقْدَةً مِنْ لِسَانِي [20:27]

私の舌のもつれ¹を解いて下さい。
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１ ムーサー\*には、舌足らずな所、あるいは口下手（くちべた）な所があったとされる（イブン・カスィール５：２８２参照）。詩人たち章１３、物語章３４も参照。

### الآية 20:28

> ﻿يَفْقَهُوا قَوْلِي [20:28]

そうすれば、彼らは私の言葉を理解しましょう。

### الآية 20:29

> ﻿وَاجْعَلْ لِي وَزِيرًا مِنْ أَهْلِي [20:29]

また私に、私の家族から、片腕をお授け下さい。

### الآية 20:30

> ﻿هَارُونَ أَخِي [20:30]

我が兄、ハールーン\*を。

### الآية 20:31

> ﻿اشْدُدْ بِهِ أَزْرِي [20:31]

彼によって、私の背中¹を強固にし、
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１ 「背中を強固にする」とは、背中が身体動作の中心であり、確固さの要（かなめ）であることが転じて、「力を強くする」という意味で用いられるアラビア語的表現（イブン・アーシュール１６：２１３参照）。

### الآية 20:32

> ﻿وَأَشْرِكْهُ فِي أَمْرِي [20:32]

私の任務に彼を、協力させて下さい。¹
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１ ハールーン\*は、ムーサー\*よりも雄弁だった。物語章３４も参照。

### الآية 20:33

> ﻿كَيْ نُسَبِّحَكَ كَثِيرًا [20:33]

（それは、）私たちがあなたを沢山称え\*、

### الآية 20:34

> ﻿وَنَذْكُرَكَ كَثِيرًا [20:34]

あなたをよく唱念するため。

### الآية 20:35

> ﻿إِنَّكَ كُنْتَ بِنَا بَصِيرًا [20:35]

本当にあなたはもとより、私たちをご覧になっていたお方」。

### الآية 20:36

> ﻿قَالَ قَدْ أُوتِيتَ سُؤْلَكَ يَا مُوسَىٰ [20:36]

かれ（アッラー\*）は仰せられた。「あなたは、あなたの願いを確かに叶えられたぞ、ムーサー\*よ」。

### الآية 20:37

> ﻿وَلَقَدْ مَنَنَّا عَلَيْكَ مَرَّةً أُخْرَىٰ [20:37]

そしてわれら\*は確かに、別の時にも、あなたに恵みを垂れてやったのだ。¹
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１ この「恵み」はムーサー\*の出生後、彼が啓示を受けるまでに授かったもの（アブー・アッ＝スウード６：１４参照）。次のアーヤ\*からは、その過去の出来事が長い挿入（そうにゅう）節の形で、言及される。

### الآية 20:38

> ﻿إِذْ أَوْحَيْنَا إِلَىٰ أُمِّكَ مَا يُوحَىٰ [20:38]

われら\*があなたの母に、示されるもの¹を示した時。
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１ このように「・・・もの」として、関係代名詞を用いて非特定の形で表現することは、その内容の重大さを示すアラビア語の修辞的表現の一つ（アッ＝シャンキーティー４：８参照）。

### الآية 20:39

> ﻿أَنِ اقْذِفِيهِ فِي التَّابُوتِ فَاقْذِفِيهِ فِي الْيَمِّ فَلْيُلْقِهِ الْيَمُّ بِالسَّاحِلِ يَأْخُذْهُ عَدُوٌّ لِي وَعَدُوٌّ لَهُ ۚ وَأَلْقَيْتُ عَلَيْكَ مَحَبَّةً مِنِّي وَلِتُصْنَعَ عَلَىٰ عَيْنِي [20:39]

「彼（生まれたばかりのムーサー\*）を箱に入れて、それを海原¹へと放り投げよ²。そして海原に、それを岸へと投げ出させよ。そうすればわが敵と、彼（ムーサー\*）にとっての敵³が、それを手にするから」。また、われはあなた（ムーサー\*）に、わが御許からの愛情を授けた。そして、（それは）あなたが、わが眼差しの中で⁴育まれるためであったのだ。
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１ この「海原」は、ナイル川のこと（ムヤッサル３１４頁参照）。 ２ この出来事の背景については、雌牛章４９の「男児は殺し・・・」の訳注を参照。ムーサー\*の幼少時に起こった、アッラー\*の彼に対する恩恵を示す諸々の出来事は、物語章７－１４に詳しく描写されている。 ３ この「敵」は、フィルアウン\*のこと（ムヤッサル３１４頁参照）。 ４ つまり、アッラー\*の守護のもとで、ということ（ムヤッサル３１４頁参照） 。

### الآية 20:40

> ﻿إِذْ تَمْشِي أُخْتُكَ فَتَقُولُ هَلْ أَدُلُّكُمْ عَلَىٰ مَنْ يَكْفُلُهُ ۖ فَرَجَعْنَاكَ إِلَىٰ أُمِّكَ كَيْ تَقَرَّ عَيْنُهَا وَلَا تَحْزَنَ ۚ وَقَتَلْتَ نَفْسًا فَنَجَّيْنَاكَ مِنَ الْغَمِّ وَفَتَنَّاكَ فُتُونًا ۚ فَلَبِثْتَ سِنِينَ فِي أَهْلِ مَدْيَنَ ثُمَّ جِئْتَ عَلَىٰ قَدَرٍ يَا مُوسَىٰ [20:40]

あなた（ムーサー\*）の姉が、（あなたの入った箱を追って）歩んで行き、（その箱を拾った者に、こう）言った時。「あなた方に、彼の世話をしてくれる者を、お教えしましょうか？」こうして、われら\*はあなたを、あなたの母親へと返した。（それは）彼女が喜ぶ¹ようにし、悲しまないようにするためであった。また、あなたは（過って、コプト）人を殺してしまった¹けれど、われら\*はあなたを苦悩から救ってやった。そしてわれら\*は、あなたをまさに試練にかけたのだ。また、あなたは（殺されるのを怖れて逃げ、）マドゥヤン\*の民のもとで数年過ごし、それから定め通りーームーサー\*よーーあなたはやって来たのだ²。
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１ この「喜ぶ」という表現については、マルヤム\*章２６び訳注を参照。 ２ これはムーサー\*がある程度、成長してからの出来事（アル＝バガウィー３：２６２参照）。詳しくは、物語章１５を参照。 ３ ムーサー\*がエジプトからマドゥヤン\*へと逃れ、それからまたエジプトへと戻って来るまでの出来事は、物語章２０－２９に詳しい。そしてアーヤ\*３７からの、ムーサー\*に対する過去のアッラー\*の恩恵を示す話題がここで終わり、ここからはアーヤ\*３６の続きが再開する。

### الآية 20:41

> ﻿وَاصْطَنَعْتُكَ لِنَفْسِي [20:41]

われは、われ自身の（教えの伝達の）ために、あなたを（これらの恩恵で）養成した¹のである。
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１ つまりアッラー\*は彼を、かれの教えを伝える者、かれの命じられ禁じられたことを守る者として、お選びになったのである（ムヤッサル３１４頁参照）。

### الآية 20:42

> ﻿اذْهَبْ أَنْتَ وَأَخُوكَ بِآيَاتِي وَلَا تَنِيَا فِي ذِكْرِي [20:42]

あなた（ムーサー\*）と、あなたの兄（ハールーン\*）は、わが御徴¹を携えて行くのだ。そして、われの唱念（を持続すること）において、気力を失ってはならない。
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１ この「御徴」に関しては、雌牛章９２の「明証」についての訳注を参照。

### الآية 20:43

> ﻿اذْهَبَا إِلَىٰ فِرْعَوْنَ إِنَّهُ طَغَىٰ [20:43]

（二人で、）フィルアウン\*のもとに行け。実に彼は、（われへの反抗において）度を越してしまったのだから。

### الآية 20:44

> ﻿فَقُولَا لَهُ قَوْلًا لَيِّنًا لَعَلَّهُ يَتَذَكَّرُ أَوْ يَخْشَىٰ [20:44]

そして、彼が教訓を得、（自分の主\*を）恐れるよう、彼に柔らかい言葉で語りかけよ。

### الآية 20:45

> ﻿قَالَا رَبَّنَا إِنَّنَا نَخَافُ أَنْ يَفْرُطَ عَلَيْنَا أَوْ أَنْ يَطْغَىٰ [20:45]

彼ら二人は、申し上げた。「我らが主\*よ、本当に私たちは、彼が私たちに対して早まったこと¹をしたり、あるいは（真理に対して）高慢になったりすることを怖れます」。
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１ つまり、彼らを罰すること（ムヤッサル３１４頁参照）。

### الآية 20:46

> ﻿قَالَ لَا تَخَافَا ۖ إِنَّنِي مَعَكُمَا أَسْمَعُ وَأَرَىٰ [20:46]

かれは仰せられた。「怖れるのではない。実にわれは、あなた方二人と共にあり、（あなた方のことを）聞き、見ているのだから」。

### الآية 20:47

> ﻿فَأْتِيَاهُ فَقُولَا إِنَّا رَسُولَا رَبِّكَ فَأَرْسِلْ مَعَنَا بَنِي إِسْرَائِيلَ وَلَا تُعَذِّبْهُمْ ۖ قَدْ جِئْنَاكَ بِآيَةٍ مِنْ رَبِّكَ ۖ وَالسَّلَامُ عَلَىٰ مَنِ اتَّبَعَ الْهُدَىٰ [20:47]

そして、あなた方二人は彼のもとへ行き、（こう）言うのだ。「本当に私たちは、あなたの主\*の二人の使徒\*なのです。ですから、イスラーイールの子ら\*を私たちと共に自由にし¹、彼らを苦しめないで下さい。私たちは確かに、あなたの主の御許からの御徴¹と共に、あなたのもとへやって来たのですから。導きに従う者には、（現世と来世での）平安があります。
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１ この「自由にする」については、高壁章１０５とその訳注も参照。 ２ この「御徴」に関しては、アーヤ\*４２の同語についての訳注を参照。

### الآية 20:48

> ﻿إِنَّا قَدْ أُوحِيَ إِلَيْنَا أَنَّ الْعَذَابَ عَلَىٰ مَنْ كَذَّبَ وَتَوَلَّىٰ [20:48]

本当に私たちには、（アッラー\*の教えを）嘘呼ばわりし、（それから）背を向ける者には懲罰があると、確かに啓示されたのです」。

### الآية 20:49

> ﻿قَالَ فَمَنْ رَبُّكُمَا يَا مُوسَىٰ [20:49]

彼（フィルアウン\*）は言った。「では、あなた方二人の主\*とは誰なのか、ムーサー\*よ？」

### الآية 20:50

> ﻿قَالَ رَبُّنَا الَّذِي أَعْطَىٰ كُلَّ شَيْءٍ خَلْقَهُ ثُمَّ هَدَىٰ [20:50]

彼（ムーサー\*）は言った。「我らが主\*は、全てのものにその（相応しい）形をお授けになり、それから導かれた¹お方です」。
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１ アッラー\*は全ての創造物を、飲食・生殖行為など、彼らを益するものへとお導きになった（アル＝バガウィー３：２６４参照）。

### الآية 20:51

> ﻿قَالَ فَمَا بَالُ الْقُرُونِ الْأُولَىٰ [20:51]

彼（フィルアウン\*）は言った。「では、（不信仰の中にあった）昔の世代はどうなる？」

### الآية 20:52

> ﻿قَالَ عِلْمُهَا عِنْدَ رَبِّي فِي كِتَابٍ ۖ لَا يَضِلُّ رَبِّي وَلَا يَنْسَى [20:52]

彼（ムーサー\*）は言った。「その知識は、我が主\*の御許、書¹の中にあります。我が主\*は間違えることも、忘れることもありません。
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１ 「書」とは、守られし碑板\*のこととされる（ムヤッサル３１５頁参照）。

### الآية 20:53

> ﻿الَّذِي جَعَلَ لَكُمُ الْأَرْضَ مَهْدًا وَسَلَكَ لَكُمْ فِيهَا سُبُلًا وَأَنْزَلَ مِنَ السَّمَاءِ مَاءً فَأَخْرَجْنَا بِهِ أَزْوَاجًا مِنْ نَبَاتٍ شَتَّىٰ [20:53]

（かれは、）あなた方のために大地を平坦にされ、あなた方のためにそこに（多くの）道をお通しになり、天から（雨）水をお降らしになったお方」。そして、われら\*はそれで、様々な種類の植物を出（し、育成）させる。

### الآية 20:54

> ﻿كُلُوا وَارْعَوْا أَنْعَامَكُمْ ۗ إِنَّ فِي ذَٰلِكَ لَآيَاتٍ لِأُولِي النُّهَىٰ [20:54]

（アッラー\*がお恵みになったよき作物から、）食べ、（それで）あなた方の家畜を飼育するがよい。本当にその中にはまさしく、まともな理性の持ち主への御徴¹があるのだ。
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１ この「御徴」は、アッラー\*の御力、かれの唯一性\*、かれのみを崇拝\*することに関する証拠のこと（前掲書、同頁参照）。

### الآية 20:55

> ﻿۞ مِنْهَا خَلَقْنَاكُمْ وَفِيهَا نُعِيدُكُمْ وَمِنْهَا نُخْرِجُكُمْ تَارَةً أُخْرَىٰ [20:55]

われら\*は、あなた方をそれ（大地）から創り、（死後には）その中へとあなた方を戻し、そして（復活の日\*には）再び、そこからあなた方を出すのである。

### الآية 20:56

> ﻿وَلَقَدْ أَرَيْنَاهُ آيَاتِنَا كُلَّهَا فَكَذَّبَ وَأَبَىٰ [20:56]

われら\*は確かに彼（フィルアウン\*）に対し、われら\*の御徴¹を全て見せた。そして彼は（それらを）嘘とし、拒んだのだ。
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１ この「御徴」に関しては、アーヤ\*４２の同語についての訳注を参照。

### الآية 20:57

> ﻿قَالَ أَجِئْتَنَا لِتُخْرِجَنَا مِنْ أَرْضِنَا بِسِحْرِكَ يَا مُوسَىٰ [20:57]

彼（フィルアウン\*）は言った。「一体あなたはーームーサー\*よーー、あなたの魔術で私たちを、私たちの地から追い出すため、私たちのもとにやって来たのか？

### الآية 20:58

> ﻿فَلَنَأْتِيَنَّكَ بِسِحْرٍ مِثْلِهِ فَاجْعَلْ بَيْنَنَا وَبَيْنَكَ مَوْعِدًا لَا نُخْلِفُهُ نَحْنُ وَلَا أَنْتَ مَكَانًا سُوًى [20:58]

それでは、私たちも必ずや、それと同様の魔術をあなたに披露しよう。そして私たちとあなたの間に、私たちも、あなたも違えることのない約束を、中ほどの場¹に設けるのだ」。²
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１ 町外れに住んでいる者たちでも間題なく来れるような、町の中心地のこと。あるいは、観衆の視界を阻（はば）むようなものがない、平坦な場所（イブン・アーシュール１６：２４６参照）。 ２ フィルアウン\*が魔術師たちを集結させ、ムーサー\*と魔術師たちに決戦させたことについては、高壁章１０９－１２６、ユーヌス\*章７９－８２、詩人たち章３４－５１も参照。

### الآية 20:59

> ﻿قَالَ مَوْعِدُكُمْ يَوْمُ الزِّينَةِ وَأَنْ يُحْشَرَ النَّاسُ ضُحًى [20:59]

彼（ムーサー\*）は言った。「あなた方の約束（の日時）は、晴れ着の日¹で、人々は朝²に集められます」。
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１ 人々が着飾る、祭日のこと（ムヤッサル３１５頁参照）。 ２ ここで「朝」と訳した原語は「ドハー」、つまり朝、太陽が昇って暑くなり始める頃（イブン・アーシュール１６：２４６参照）。

### الآية 20:60

> ﻿فَتَوَلَّىٰ فِرْعَوْنُ فَجَمَعَ كَيْدَهُ ثُمَّ أَتَىٰ [20:60]

フィルアウン\*は引き返し、自分の策略を練り上げてから、約束（の日）に現れた。

### الآية 20:61

> ﻿قَالَ لَهُمْ مُوسَىٰ وَيْلَكُمْ لَا تَفْتَرُوا عَلَى اللَّهِ كَذِبًا فَيُسْحِتَكُمْ بِعَذَابٍ ۖ وَقَدْ خَابَ مَنِ افْتَرَىٰ [20:61]

ムーサー\*は、彼ら（魔術師たち）に言った。「あなた方の災難に（気を付けよ）。アッラー\*に対して嘘をでっち上げてはならない。そうすれば、かれはあなた方を罰で根こそぎにしてしまおう。（アッラー\*に）嘘をでっち上げる者は、確かに敗北するのだ」。

### الآية 20:62

> ﻿فَتَنَازَعُوا أَمْرَهُمْ بَيْنَهُمْ وَأَسَرُّوا النَّجْوَىٰ [20:62]

すると彼らは、仲間内で自分たちの事について論議し、密かに密談した。

### الآية 20:63

> ﻿قَالُوا إِنْ هَٰذَانِ لَسَاحِرَانِ يُرِيدَانِ أَنْ يُخْرِجَاكُمْ مِنْ أَرْضِكُمْ بِسِحْرِهِمَا وَيَذْهَبَا بِطَرِيقَتِكُمُ الْمُثْلَىٰ [20:63]

彼ら（魔術師たち）は言った。「実にこの二人（ムーサー\*とハールーン\*）は、まさしく魔術師である。彼ら二人はその魔術で、あなた方をあなた方の地から追い出し、あなた方の最善のやり方¹を葬り去ろうとしているのだ。
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１ 「あなた方の最善のやり方」とは、彼らの魔術の手法のこと（ムヤッサル３１５頁参照）。 「あなた方の貴人たち」「あなた方の宗教」といった解釈もある（アル＝バガウィー３：２６６－２６７参照）。

### الآية 20:64

> ﻿فَأَجْمِعُوا كَيْدَكُمْ ثُمَّ ائْتُوا صَفًّا ۚ وَقَدْ أَفْلَحَ الْيَوْمَ مَنِ اسْتَعْلَىٰ [20:64]

ならば、あなた方の策略を練り上げ、それから一列になって行くのだ。そしてこの日、（相手に）勝った者は、確かに成功を収めたことになる」。

### الآية 20:65

> ﻿قَالُوا يَا مُوسَىٰ إِمَّا أَنْ تُلْقِيَ وَإِمَّا أَنْ نَكُونَ أَوَّلَ مَنْ أَلْقَىٰ [20:65]

彼ら（魔術師たち）は、言った。「ムーサー\*よ、あなた方が杖を投げるか、それとも私たちが最初に（自分たちが持っているものを）投げる者となるか？」

### الآية 20:66

> ﻿قَالَ بَلْ أَلْقُوا ۖ فَإِذَا حِبَالُهُمْ وَعِصِيُّهُمْ يُخَيَّلُ إِلَيْهِ مِنْ سِحْرِهِمْ أَنَّهَا تَسْعَىٰ [20:66]

彼（ムーサー\*）は言った。「いや、あなた方が（先に）投げよ」。すると、彼らの縄と杖はどうであろうか、その魔術により、彼（ムーサー\*）にはそれらが（大蛇と化して）這い回るように映った。

### الآية 20:67

> ﻿فَأَوْجَسَ فِي نَفْسِهِ خِيفَةً مُوسَىٰ [20:67]

それでムーサー\*は、自らの内に恐怖感を抱いた。

### الآية 20:68

> ﻿قُلْنَا لَا تَخَفْ إِنَّكَ أَنْتَ الْأَعْلَىٰ [20:68]

われら\*は言った。「怖れるのではない。まさにあなたこそは、（彼らに対する）勝利者なのだから。

### الآية 20:69

> ﻿وَأَلْقِ مَا فِي يَمِينِكَ تَلْقَفْ مَا صَنَعُوا ۖ إِنَّمَا صَنَعُوا كَيْدُ سَاحِرٍ ۖ وَلَا يُفْلِحُ السَّاحِرُ حَيْثُ أَتَىٰ [20:69]

そして、あなたの右手にあるもの（杖）を投げよ。そうすれば、それは彼らの作ったもの¹を、呑み込んでしまう。本当に彼らの作ったものは、魔術師の策略なのだ。そして魔術師はどこに行こうと、成功することなどはない」。
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１ 魔術による幻の大蛇のこと（ムヤッサル３１６頁参照）。

### الآية 20:70

> ﻿فَأُلْقِيَ السَّحَرَةُ سُجَّدًا قَالُوا آمَنَّا بِرَبِّ هَارُونَ وَمُوسَىٰ [20:70]

（こうしてムーサー\*は杖を投げ、それは幻の大蛇を呑み込んだ。）そして魔術師たちは、サジダ\*しつつ崩れ落ちた¹。彼らは言った。「私たちは、ハールーン\*とムーサー\*の主\*を信じました」。
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１ 高壁章１２０の訳注も参照。

### الآية 20:71

> ﻿قَالَ آمَنْتُمْ لَهُ قَبْلَ أَنْ آذَنَ لَكُمْ ۖ إِنَّهُ لَكَبِيرُكُمُ الَّذِي عَلَّمَكُمُ السِّحْرَ ۖ فَلَأُقَطِّعَنَّ أَيْدِيَكُمْ وَأَرْجُلَكُمْ مِنْ خِلَافٍ وَلَأُصَلِّبَنَّكُمْ فِي جُذُوعِ النَّخْلِ وَلَتَعْلَمُنَّ أَيُّنَا أَشَدُّ عَذَابًا وَأَبْقَىٰ [20:71]

彼（フィルアウン\*）は言った。「私があなた方に許可を出す前に、あなた方は彼を信じた（のか）。本当に彼はまさしく、あなた方に魔術を教えた。あなた方の親玉なのだ。ならば私は必ずや、あなた方の手足を交互に切り落とし、あなた方をナツメヤシの木の幹に磔にしてやろう。そしてあなた方はきっと、私たち¹のいずれが、より厳しく永い罰（の主）なのか、知ることになるのだ」。
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１ 「私たちとは、フィルアウン\*と、アッラー\*のこと（前掲書、同頁参照）。

### الآية 20:72

> ﻿قَالُوا لَنْ نُؤْثِرَكَ عَلَىٰ مَا جَاءَنَا مِنَ الْبَيِّنَاتِ وَالَّذِي فَطَرَنَا ۖ فَاقْضِ مَا أَنْتَ قَاضٍ ۖ إِنَّمَا تَقْضِي هَٰذِهِ الْحَيَاةَ الدُّنْيَا [20:72]

彼ら（魔術師たち）は言った。「私たちは決して、私たちのもとに到来した明証と、私たちを創成されたお方¹より、あなたを重んじたりはしません。では、あなたのすることを、するがよいでしょう。あなたが（権限を有）するのは、この現世の生活だけのことなのですから。
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１ 頻出名・用語集の「創成者\*」の項も参照。

### الآية 20:73

> ﻿إِنَّا آمَنَّا بِرَبِّنَا لِيَغْفِرَ لَنَا خَطَايَانَا وَمَا أَكْرَهْتَنَا عَلَيْهِ مِنَ السِّحْرِ ۗ وَاللَّهُ خَيْرٌ وَأَبْقَىٰ [20:73]

本当に私たちは、かれ（アッラー\*）が私たちの過ちと、あなたが私たちに無理強いした魔術のことをお赦しになるべく、私たちの主\*を信じました。そしてアッラー\*は（あなたよりも）より善く、より永いお方¹なのです」。²
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１ アッラー\*は、かれに従う者に対し、フィルアウン\*が彼に従う者に与えるよりも、善い褒美（ほうび）をお授けになる、またアッラー\*は、かれに逆らう者に対し、フィルアウン\*が彼に逆らう者に与えるよりも、長期間の懲罰をお与えになる（ムヤッサル３１６頁参照）。 ２ 高壁章１２５－１２６、及びその訳注も参照。

### الآية 20:74

> ﻿إِنَّهُ مَنْ يَأْتِ رَبَّهُ مُجْرِمًا فَإِنَّ لَهُ جَهَنَّمَ لَا يَمُوتُ فِيهَا وَلَا يَحْيَىٰ [20:74]

本当に、自分の主\*の御許に罪悪者（不信仰者\*）として馳せ参じる者があれば、地獄は彼のためにこそある。彼はそこで（安らぐべく）死ぬことも、（楽しく）生きることもない。

### الآية 20:75

> ﻿وَمَنْ يَأْتِهِ مُؤْمِنًا قَدْ عَمِلَ الصَّالِحَاتِ فَأُولَٰئِكَ لَهُمُ الدَّرَجَاتُ الْعُلَىٰ [20:75]

そしてかれの御許に、正しい行い\*に励んだ信仰者としてやって来る者、それらの者たちにこそは（天国で）高い位がある。

### الآية 20:76

> ﻿جَنَّاتُ عَدْنٍ تَجْرِي مِنْ تَحْتِهَا الْأَنْهَارُ خَالِدِينَ فِيهَا ۚ وَذَٰلِكَ جَزَاءُ مَنْ تَزَكَّىٰ [20:76]

その下から河川が流れる、永久の楽園が。彼らはそこに永遠に留まる。それが、自らを努めて清めた者¹への褒美なのだ。
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１ 「自らを清めた者」とは、自分自身を、汚れ・悪・シルク\*から清め、アッラー\*だけを崇拝\*し、かれに従って逆らわず、シルク\*を犯した状態ではなくして主\*と拝謁（はいえつ）した者のこと（前掲書、同頁参照）。至高者章１４の同語についての訳注も参照。

### الآية 20:77

> ﻿وَلَقَدْ أَوْحَيْنَا إِلَىٰ مُوسَىٰ أَنْ أَسْرِ بِعِبَادِي فَاضْرِبْ لَهُمْ طَرِيقًا فِي الْبَحْرِ يَبَسًا لَا تَخَافُ دَرَكًا وَلَا تَخْشَىٰ [20:77]

また、われら\*は確かに、ムーサー\*に（こう）啓示した¹。「われら\*の僕たち（イスラーイールの子ら\*）と共に、夜（エジプトを）旅立て。そして（追っ手が）追いつくことを怖がらず、（溺れることも）恐れず、彼らのため、海に干上がった道を作ってやるのだ」。
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１ 高壁章１２７－１３５にもあるように、この啓示の前、ムーサー\*はエジプトに長期間滞在し、フィルアウン\*とその民をアッラー\*の教えと招き続けている（イブン・カスィール６：１４２参照）。また、イスラーイールの子ら\*がエジプトを脱出した時の描写（びょうしゃ）については、ユーヌス\*章９０－９２、詩人たち章６１－６６、煙霧章２３－２４も参照。

### الآية 20:78

> ﻿فَأَتْبَعَهُمْ فِرْعَوْنُ بِجُنُودِهِ فَغَشِيَهُمْ مِنَ الْيَمِّ مَا غَشِيَهُمْ [20:78]

こうしてフィルアウン\*は、その軍勢に彼らを追跡させた。そして海原から彼らを、彼らを覆ったものが覆った¹。
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１ ムーサー\*らが海を渡り終えたところで、その後を追って同じ道をやって来たフィルアウン\*とその軍勢に海の水が襲いかかり、彼らは全滅した（アッ＝サァディー５１０頁参照）。「覆ったものが覆った」という表現については、アーヤ\*３８の訳注を参照。

### الآية 20:79

> ﻿وَأَضَلَّ فِرْعَوْنُ قَوْمَهُ وَمَا هَدَىٰ [20:79]

フィルアウン\*はその民を迷わせたのであり、導いたのではなかった。

### الآية 20:80

> ﻿يَا بَنِي إِسْرَائِيلَ قَدْ أَنْجَيْنَاكُمْ مِنْ عَدُوِّكُمْ وَوَاعَدْنَاكُمْ جَانِبَ الطُّورِ الْأَيْمَنَ وَنَزَّلْنَا عَلَيْكُمُ الْمَنَّ وَالسَّلْوَىٰ [20:80]

イスラーイールの子ら\*よ、われら\*は確かにあなた方¹を、あなた方の敵から救った。また山の右側であなた方と約束を交わし²、あなた方にマンヌとウズラ³を下した。
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１ ここでの「あなた方」については、雌牛章４９「あなた方」の訳注を参照。 ２ ムーサー\*に、トーラー\*を啓示するという約束のこととされる。雌牛章５１、高壁章１４２、本スーラ\*のアーヤ\*８６も参照（アッ＝シャンキーティー４：７４参照）。 ３ 「マンヌとウズラ」については、雌牛章５７の訳注を参照。

### الآية 20:81

> ﻿كُلُوا مِنْ طَيِّبَاتِ مَا رَزَقْنَاكُمْ وَلَا تَطْغَوْا فِيهِ فَيَحِلَّ عَلَيْكُمْ غَضَبِي ۖ وَمَنْ يَحْلِلْ عَلَيْهِ غَضَبِي فَقَدْ هَوَىٰ [20:81]

われら\*があなた方に授けた善きものから、食べるがよい。そしてそれにおいて、放埓であってはならない¹。そうすれば、あなた方にわが怒りが降りかかろう。わが怒りが降りかかる者は誰でも、確かに転落し（破滅し）た²のである。
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１ 具体的には、「不正\*を犯してはならない」「恩恵をないがしろにしてはならない」「罪深いことにそれを費やしてはならない」「貯め込んではならない」といった解釈がある（アル＝バガウィー３：２７０参照）。 ２ 「転落（ハワー）」という表現は、地獄の奥底への転落という意味も含み得る（アル＝クルトゥビー１１：２３１参照）。

### الآية 20:82

> ﻿وَإِنِّي لَغَفَّارٌ لِمَنْ تَابَ وَآمَنَ وَعَمِلَ صَالِحًا ثُمَّ اهْتَدَىٰ [20:82]

本当にわれは、悔悟し、信仰し、正しい行い\*に励み、そして導かれた者に対し、実に赦し深い者なのである。

### الآية 20:83

> ﻿۞ وَمَا أَعْجَلَكَ عَنْ قَوْمِكَ يَا مُوسَىٰ [20:83]

（アッラー\*は仰せられた。）「何があなたを、あなたの民から急がせたのか¹、ムーサー\*よ？」
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１ 人々を後にして、アッラー\*との約束のために山へと急いだ時のことを指す（ムヤッサル３１７頁参照）。高壁章１４２以降も参照。

### الآية 20:84

> ﻿قَالَ هُمْ أُولَاءِ عَلَىٰ أَثَرِي وَعَجِلْتُ إِلَيْكَ رَبِّ لِتَرْضَىٰ [20:84]

彼（ムーサー\*）は、申し上げた。「彼らは、私の後を追って来ている、あれらの者たちです。そして私はーー我が主\*よーー、あなたがお喜びになるべく、（彼らを置いて）あなたの御許へと急いだのです」。

### الآية 20:85

> ﻿قَالَ فَإِنَّا قَدْ فَتَنَّا قَوْمَكَ مِنْ بَعْدِكَ وَأَضَلَّهُمُ السَّامِرِيُّ [20:85]

かれは仰せられた。「というのも実にわれら\*は、あなた（の民との離別）の後、確かにあなたの民を試みたのだ。そしてサーミリーが彼らを、迷わせたのである」。¹
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１ 「サーミリー」が誰かについては、「牛を崇拝\*する民の出身の男」「ムーサー\*の隣人であり、彼を信じたコプト人」など、諸説ある（アッ＝シャンキーティー４：７８参照）。彼は、ムーサー\*がトーラー\*を受け取るために民を離れていた時（高壁章１４３－１４５参照）、イスラーイールの子ら\*の試練の原因となった（高壁章１４８－１５３、イブン・カスィール５：３１０参照）。

### الآية 20:86

> ﻿فَرَجَعَ مُوسَىٰ إِلَىٰ قَوْمِهِ غَضْبَانَ أَسِفًا ۚ قَالَ يَا قَوْمِ أَلَمْ يَعِدْكُمْ رَبُّكُمْ وَعْدًا حَسَنًا ۚ أَفَطَالَ عَلَيْكُمُ الْعَهْدُ أَمْ أَرَدْتُمْ أَنْ يَحِلَّ عَلَيْكُمْ غَضَبٌ مِنْ رَبِّكُمْ فَأَخْلَفْتُمْ مَوْعِدِي [20:86]

ムーサー\*は怒り、悲しみつつ、自分の民のもとに戻った。彼は言った。「我が民よ、一体あなた方の主\*は、あなた方に、善きお約束¹を約束されたのではなかったのか？一体、（約束の）その期間が、あなた方に長引い（て待ち切れなくなっ）たというのか？それともあなた方は、あなた方の主\*からのお怒りが自分たちに降りかかることを望み、それで私との約束を破ったのか？」
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１ 「善きお約束」とは、トーラー\*の啓示のこと（ムヤッサル３１７頁参照）。

### الآية 20:87

> ﻿قَالُوا مَا أَخْلَفْنَا مَوْعِدَكَ بِمَلْكِنَا وَلَٰكِنَّا حُمِّلْنَا أَوْزَارًا مِنْ زِينَةِ الْقَوْمِ فَقَذَفْنَاهَا فَكَذَٰلِكَ أَلْقَى السَّامِرِيُّ [20:87]

彼らは言った。「私たちは自分たちの選択で、あなたとの約束を破ったわけではない。しかし私たちは（フィルアウン\*の）民の宝飾品の内から、思い荷物を背負わされたのであり、それを（サーミリーの命令通り、火を点けた穴の中に）放り込んだのだ¹。そしてサーミリーも同じように、放り投げた²」。
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１ 一説に、イスラーイールの子ら\*はエジプトを出る時、コプト人たちから沢山の宝飾品を借りて来ており、そのことについて罪悪感を感じていた（アッ＝サァディー５１１頁参照）。あるいは、それらはフィルアウン\*とその軍勢が溺れた時、彼らから奪った物であった。いずれにせよ、その財産、または戦利品\*は、彼らにとって非合法なものであった（アル＝クルトゥビー１１：２３５参照）。 ２ サーミリーの放り投げた物については、アーヤ\*９６を参照。

### الآية 20:88

> ﻿فَأَخْرَجَ لَهُمْ عِجْلًا جَسَدًا لَهُ خُوَارٌ فَقَالُوا هَٰذَا إِلَٰهُكُمْ وَإِلَٰهُ مُوسَىٰ فَنَسِيَ [20:88]

こうして彼（サーミリー）は彼らに、鳴き声を有する、実体のある仔牛を（それらの黄金から作って）出した。そして彼ら¹は、言ったのだ。「これは、あなた方の神²であり、ムーサー\*の神である。そして彼（ムーサー\*）は、（仔牛のことを）忘れてしまった³のだ」。
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１ この「彼ら」とは、イスラーイールの子ら\*の内、試練に負けてしまった者たち（ムヤッサル３１８頁参照）。 ２ 「神」に関しては、雌牛章１３３の訳注を参照。 ３ つまり、「ムーサー\*は、自分の神をここに忘れて、探しに行ってしまった」、あるいは「それがあなた方の神であると言うのを、忘れてしまった」（イブン・カスィール５：３１１参照）。

### الآية 20:89

> ﻿أَفَلَا يَرَوْنَ أَلَّا يَرْجِعُ إِلَيْهِمْ قَوْلًا وَلَا يَمْلِكُ لَهُمْ ضَرًّا وَلَا نَفْعًا [20:89]

一体彼らは、それ（仔牛）が彼らに言葉も返さなければ、彼らに対して害も益も有してはいない¹のが、分からないのか？
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１ 「害も益も備えてはいない」については、ユーヌス\*章１０６の訳注を参照。

### الآية 20:90

> ﻿وَلَقَدْ قَالَ لَهُمْ هَارُونُ مِنْ قَبْلُ يَا قَوْمِ إِنَّمَا فُتِنْتُمْ بِهِ ۖ وَإِنَّ رَبَّكُمُ الرَّحْمَٰنُ فَاتَّبِعُونِي وَأَطِيعُوا أَمْرِي [20:90]

（ムーサー\*の帰還）以前、ハールーン\*は彼らに対し、確かに（こう）言った。「我が民よ、あなた方はまさしく、それ（仔牛）で試されている。そして本当に、あなた方の主\*は慈悲あまねき\*お方。ならば私に従い、私の命令に服すのだ」。

### الآية 20:91

> ﻿قَالُوا لَنْ نَبْرَحَ عَلَيْهِ عَاكِفِينَ حَتَّىٰ يَرْجِعَ إِلَيْنَا مُوسَىٰ [20:91]

彼らは言った。「私たちは、ムーサー\*が私たちの所に戻って来るまで、それ（仔牛）に崇め仕えるのを決して止めないぞ」。

### الآية 20:92

> ﻿قَالَ يَا هَارُونُ مَا مَنَعَكَ إِذْ رَأَيْتَهُمْ ضَلُّوا [20:92]

彼（ムーサー\*）は言った。「ハールーン\*よ、彼らが迷ったのを目にした時、あなたを引き止めたものは何なのか、

### الآية 20:93

> ﻿أَلَّا تَتَّبِعَنِ ۖ أَفَعَصَيْتَ أَمْرِي [20:93]

あなたが私に従うことから（引き止めたのは）？一体、あなたは私の命令に背いたのか？¹」
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１ ムーサー\*は残した民のことを、高壁章１４２にあるような言葉と共に、ハールーン\*に委任していた（ムヤッサル３１８頁参照）。また、このアーヤ\*と同じ場面を描写している、高壁章１５０－１５１も参照。

### الآية 20:94

> ﻿قَالَ يَا ابْنَ أُمَّ لَا تَأْخُذْ بِلِحْيَتِي وَلَا بِرَأْسِي ۖ إِنِّي خَشِيتُ أَنْ تَقُولَ فَرَّقْتَ بَيْنَ بَنِي إِسْرَائِيلَ وَلَمْ تَرْقُبْ قَوْلِي [20:94]

彼（ハールーン\*）は言った。「我が母の息子¹よ、私のあごひげも、頭（髪）も、掴まないでくれ。本当に私は、（もし私が彼らを放ったらかしにて、あなたを追っかけていたら、）『あなたはイスラーイールの子ら\*を分裂させ、私の言いつけも守らなかった』とあなたが言うことを、恐れていたのだ」。²
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１ 「我が母の息子」という表現に関しては、高壁章１５０の訳注を参照。 ２ 高壁章１５０には、このアーヤ\*で示されているのとは別のハールーン\*の言い訳と、それに対するムーサー\*の反応が描写されている。また、イスラーイールの子ら\*のこの罪が招いた結果については、雌牛章５４とその訳注を、預言者\*・使徒\*の無謬（むびゅう）性については、同章３６の訳注を参照。

### الآية 20:95

> ﻿قَالَ فَمَا خَطْبُكَ يَا سَامِرِيُّ [20:95]

彼（ムーサー\*）は言った。「では、あなたの言い分は何なのだ、サーミリーよ？」

### الآية 20:96

> ﻿قَالَ بَصُرْتُ بِمَا لَمْ يَبْصُرُوا بِهِ فَقَبَضْتُ قَبْضَةً مِنْ أَثَرِ الرَّسُولِ فَنَبَذْتُهَا وَكَذَٰلِكَ سَوَّلَتْ لِي نَفْسِي [20:96]

彼（サーミリー）は言った。「私は、彼らが目にしなかったもの（ジブリール\*）を見たのです¹。それで私は、御使い（ジブリール\*）の（馬の足）跡から、一掴み（の土）を手にし、それを（燃やして溶けた宝飾品に）投げかけました。そのように私の自我は、（このような行いを）自分自身に目映く見せたのです」。²
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１ これは、彼ら（イスラーイールの子ら\*）が海を渡り、それを追うフィルアウン\*とその軍勢が、溺れ死んだ時のこと（ムヤッサル３１８頁参照）。 ２ アーヤ\*８７も参照。

### الآية 20:97

> ﻿قَالَ فَاذْهَبْ فَإِنَّ لَكَ فِي الْحَيَاةِ أَنْ تَقُولَ لَا مِسَاسَ ۖ وَإِنَّ لَكَ مَوْعِدًا لَنْ تُخْلَفَهُ ۖ وَانْظُرْ إِلَىٰ إِلَٰهِكَ الَّذِي ظَلْتَ عَلَيْهِ عَاكِفًا ۖ لَنُحَرِّقَنَّهُ ثُمَّ لَنَنْسِفَنَّهُ فِي الْيَمِّ نَسْفًا [20:97]

彼（ムーサー\*）は言った。「ならば、行くがよい。というのも本当にあなたは、この（現世での）生活にいる間は『（私に）近づくのではない』と言うこと¹になり、本当にあなたにこそは、決して破られることのない（来世での懲罰の）約束があるのだから。あなたが仕えていた自分の神（仔牛）を、見てみるがよい。私たちはそれを必ずや焼き尽くし、それからきっと、それを海原に跡形もなくばら撒いてしまおう」。
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１ 触れるべきではなかったジブリール\*の遺したものに触れてしまった現世での罰として、サーミリーは「（私に）近づくのではない」と言い、人々との接触を一切絶たなくてはならなくなった（イブン・カスィール５：３１３－３１４参照）。

### الآية 20:98

> ﻿إِنَّمَا إِلَٰهُكُمُ اللَّهُ الَّذِي لَا إِلَٰهَ إِلَّا هُوَ ۚ وَسِعَ كُلَّ شَيْءٍ عِلْمًا [20:98]

あなた方が崇拝\*すべきは、かれ以外に（真に）崇拝\*すべきいかなるものもない、アッラー\*のみ。かれは（その）知識で、全てのものを網羅し給う。

### الآية 20:99

> ﻿كَذَٰلِكَ نَقُصُّ عَلَيْكَ مِنْ أَنْبَاءِ مَا قَدْ سَبَقَ ۚ وَقَدْ آتَيْنَاكَ مِنْ لَدُنَّا ذِكْرًا [20:99]

（使徒\*ムハンマド\*よ、）そのようにわれら\*は、既に過ぎ去ったものの消息の一部を、あなたに語って聞かせる。また、われら\*は確かにわれら\*の御許から、あなたに教訓（クルアーン\*）を授けたのである。

### الآية 20:100

> ﻿مَنْ أَعْرَضَ عَنْهُ فَإِنَّهُ يَحْمِلُ يَوْمَ الْقِيَامَةِ وِزْرًا [20:100]

それ（クルアーン\*）に背を向ける者は誰でも、本当に復活の日\*、（罪という）重荷を背負うことになる。

### الآية 20:101

> ﻿خَالِدِينَ فِيهِ ۖ وَسَاءَ لَهُمْ يَوْمَ الْقِيَامَةِ حِمْلًا [20:101]

彼らはそこ（懲罰）に、永遠に留まる。そして復活の日\*、彼らの荷物は何と忌まわしいことか。

### الآية 20:102

> ﻿يَوْمَ يُنْفَخُ فِي الصُّورِ ۚ وَنَحْشُرُ الْمُجْرِمِينَ يَوْمَئِذٍ زُرْقًا [20:102]

角笛に吹き込まれるその日¹、われら\*はその日、眼が青くなった²罪悪者たちを召集する。
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１ 復活の日\*のこと（ムヤッサル３１９頁参照）。家畜章７３の訳注も参照。 ２ その日の出来事と恐怖の激しさゆえ、彼らの肌と眼の色は青ずんでしまう（前掲書、同頁参照）。また一説によれば、当時のアラブ人は青い眼を不吉がっていた（アッ＝ラーズィー８：９８参照）。イムラーン家章１０６も参照。

### الآية 20:103

> ﻿يَتَخَافَتُونَ بَيْنَهُمْ إِنْ لَبِثْتُمْ إِلَّا عَشْرًا [20:103]

彼らは、自分たちの間で、ひそひそ話し合（い、こう言）う。「あなた方は（現世で）、十（日間）しか過ごさなかった」。¹
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１ ユーヌス\*章４５とその訳注、及び、信仰者たち章１１３－１１４、ビサンチン章５５、砂丘章３５、引き離すもの章４６も参照。また一説にこの言葉は、現世と来世の長さの違いを実感した時の、彼らの驚きの声であるとも言われる（ アッ＝ラーズィー８：９９参照）。

### الآية 20:104

> ﻿نَحْنُ أَعْلَمُ بِمَا يَقُولُونَ إِذْ يَقُولُ أَمْثَلُهُمْ طَرِيقَةً إِنْ لَبِثْتُمْ إِلَّا يَوْمًا [20:104]

われら\*は、彼らの中で最も見識ある者が、「あなた方は（現世で）、一日しか過ごさなかった」と言う時、彼らの言うことを最もよく知っているのだ。

### الآية 20:105

> ﻿وَيَسْأَلُونَكَ عَنِ الْجِبَالِ فَقُلْ يَنْسِفُهَا رَبِّي نَسْفًا [20:105]

（使徒\*よ、）彼らは、（復活の日\*の）山々（の状態）について、あなたに尋ねる。ならば、言うのだ。「我が主\*はそれらを、跡形もなく粉々にされる。¹
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１ これら復活の日\*の天変地異の様子については、洞窟章４７、山将９－１０、出来事章５－６、真実章１３－１５、階段章８－９とその訳注、消息章２０、巻き込む章３、衝撃章４－５なども参照。

### الآية 20:106

> ﻿فَيَذَرُهَا قَاعًا صَفْصَفًا [20:106]

そしてそれ（大地）を、真っ平でつるつるなものとされ、

### الآية 20:107

> ﻿لَا تَرَىٰ فِيهَا عِوَجًا وَلَا أَمْتًا [20:107]

あなたはそこに、いかなる歪みや起伏も見出すことがない」。

### الآية 20:108

> ﻿يَوْمَئِذٍ يَتَّبِعُونَ الدَّاعِيَ لَا عِوَجَ لَهُ ۖ وَخَشَعَتِ الْأَصْوَاتُ لِلرَّحْمَٰنِ فَلَا تَسْمَعُ إِلَّا هَمْسًا [20:108]

その日、彼らは呼ぶ者（の声）に従（い、集合の場へと向か）う。彼からの逃げ道は、全くない。そして（人々の）声は、慈悲あまねき\*お方（アッラー\*）に対して恭順¹にな（って消え入）り、あなたはひそひそ声²しか耳にすることがないのだ。
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１ この「恭順」については、雌牛章４５の訳注を参照。 ２ 「ひそひそ声（ハムス）は、声以外にも、全ての小さい物音を表し得る。復活の集合の場へと静かに向かう、人々の足音という理解も可能（アッ＝シャンキーティー４：１００参照）。

### الآية 20:109

> ﻿يَوْمَئِذٍ لَا تَنْفَعُ الشَّفَاعَةُ إِلَّا مَنْ أَذِنَ لَهُ الرَّحْمَٰنُ وَرَضِيَ لَهُ قَوْلًا [20:109]

その日、慈悲あまねき\*お方が許可を授け、その言葉においてご満悦された者以外、執り成しは役に立たない。¹
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１ アッラー\*のお許しがなければ、預言者\*や使徒\*でさえも、執り成すことはできない。そして執り成しを受ける側も、その言動においてアッラー\*がお喜びになる誠実な信仰者でなければ、執り成しを受けることが出来ない（アッ＝サァディー５１３頁参照）。 雌牛章４８の訳注、マルヤム\*章８７も参照。

### الآية 20:110

> ﻿يَعْلَمُ مَا بَيْنَ أَيْدِيهِمْ وَمَا خَلْفَهُمْ وَلَا يُحِيطُونَ بِهِ عِلْمًا [20:110]

かれは、彼らの前にあるものも、背後にあるもの¹も、ご存知なのだ。また彼らが、かれのことを知り尽くすことは出来ない。
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１ 「彼らの前にあるもの・・・」については、雌牛章２５５の訳注を参照。

### الآية 20:111

> ﻿۞ وَعَنَتِ الْوُجُوهُ لِلْحَيِّ الْقَيُّومِ ۖ وَقَدْ خَابَ مَنْ حَمَلَ ظُلْمًا [20:111]

そして（人々の）顔¹は、永生する\*お方、全てを司る\*お方へと屈服する。不正\*を背負った者は、（復活の日\*、）確かに敗北したのだ。
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１ ここで特に顔のみが言及されているのは、人の屈服は顔によって表され、顔において表れるからである、と言われる（アッ＝ラーズィー８：１０２参照）。

### الآية 20:112

> ﻿وَمَنْ يَعْمَلْ مِنَ الصَّالِحَاتِ وَهُوَ مُؤْمِنٌ فَلَا يَخَافُ ظُلْمًا وَلَا هَضْمًا [20:112]

そして信仰者で正しい行い\*を行う者は誰であれ、不正\*も欠損も怖れることがない¹。
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１ やってもいない悪行について問われることもなければ、行った善行の褒美 （ほうび）を不当に減らされることもない、ということ（ムヤッサル３１９頁参照）。

### الآية 20:113

> ﻿وَكَذَٰلِكَ أَنْزَلْنَاهُ قُرْآنًا عَرَبِيًّا وَصَرَّفْنَا فِيهِ مِنَ الْوَعِيدِ لَعَلَّهُمْ يَتَّقُونَ أَوْ يُحْدِثُ لَهُمْ ذِكْرًا [20:113]

そのように、われら\*はそれをアラビア語のクルアーン\*として下し、その中で警告を多彩に示した。（それは、）彼らが（アッラー\*を）畏れ\*るため、あるいは彼らに教訓を汲ませるためなのである。

### الآية 20:114

> ﻿فَتَعَالَى اللَّهُ الْمَلِكُ الْحَقُّ ۗ وَلَا تَعْجَلْ بِالْقُرْآنِ مِنْ قَبْلِ أَنْ يُقْضَىٰ إِلَيْكَ وَحْيُهُ ۖ وَقُلْ رَبِّ زِدْنِي عِلْمًا [20:114]

そして、王であり、真理であられるアッラー\*は、（いかなる欠点からも）高遠なお方であられる。（使徒\*よ）、あなたにその啓示が（一頻り）下り終わる前に、クルアーン\*（を受け取ること）に慌てるのではない。そして、言うのだ。「我が主\*よ、私に知識を増やして下さい」。¹
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１ 預言者\*ムハンマド\*は、クルアーン\*という知識への愛着と熱意ゆえに、ジブリール\*がそれを彼に読誦（どくしょう）して伝授する際、それを慌（あわ）てて受け取ろうとした（復活章１６以降、およびその訳注も参照）。それでアッラー\*は、彼が知識の増加を、アッラー\*ご自身にこそ求めることを命じられた（アッ＝サァディー５１４頁参照）。

### الآية 20:115

> ﻿وَلَقَدْ عَهِدْنَا إِلَىٰ آدَمَ مِنْ قَبْلُ فَنَسِيَ وَلَمْ نَجِدْ لَهُ عَزْمًا [20:115]

われら\*は確かに以前、アーダム\*に（楽園の木の実を食べないよう）命じた¹。そして彼は（そのことを）忘れてしまい、われらは彼に（命令を遵守するだけの）注意（の力）を見出すことがなかった。
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１ この出来事の詳細に関しては、雌牛章３０－３９、高壁章１１－２５、夜の旅章６１－６５、サード章７１－８３なども参照のこと。預言者\*・使徒\*の無謬（むびゅう）性については、雌牛章３６の訳注を参照。

### الآية 20:116

> ﻿وَإِذْ قُلْنَا لِلْمَلَائِكَةِ اسْجُدُوا لِآدَمَ فَسَجَدُوا إِلَّا إِبْلِيسَ أَبَىٰ [20:116]

また、われら\*が天使\*たちに「アーダム\*にサジダ¹せよ」と言い、彼らが（全員）サジダ\*した時のこと（を思い出せ）²。但しイブリース\*だけは別で、（それを）拒んだ。³
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１ この「サジダ\*」については、雌牛章３４の訳注を参照。 ２ この出来事の詳細に関しては、雌牛章３４－３９、高壁章１１－２５、アル＝ヒジュル章２８－４２、夜の旅章６１－６５、洞窟章５０、サード章７１－８３なども参照。 ３ イブリース\*がサジダ\*を拒んだことについては、高壁章１２とその訳注も参照。

### الآية 20:117

> ﻿فَقُلْنَا يَا آدَمُ إِنَّ هَٰذَا عَدُوٌّ لَكَ وَلِزَوْجِكَ فَلَا يُخْرِجَنَّكُمَا مِنَ الْجَنَّةِ فَتَشْقَىٰ [20:117]

われら\*は言った。「アーダム\*よ、本当にこれ（イブリース\*）はあなたと、あなたの妻に対する敵である。ならば、彼に（従って）あなた方二人を楽園¹から追い出させ、それであなた²が不幸になるようではならない。
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１ この「楽園」については、雌牛章３５の訳注を参照。 １ シャイターン\*に従えば、アーダム\*もその妻ハウワーゥ\*も、不幸になることに変わりはない。一説に、ここでアーダム\*のみが「不幸になる」と言及されているのは、ここでの「不幸」が「身体的労苦」のことであり、シャイターン\*に従って楽園から出たら、それまでは保証されていた衣食住を獲得するために苦労するのは、男性であるアーダム\*自身に外ならないため、とされる（アル＝クルトゥビー１１：２５３参照）。

### الآية 20:118

> ﻿إِنَّ لَكَ أَلَّا تَجُوعَ فِيهَا وَلَا تَعْرَىٰ [20:118]

本当にあなたはそこ（楽園）において、飢えることもなければ、裸になることもない。

### الآية 20:119

> ﻿وَأَنَّكَ لَا تَظْمَأُ فِيهَا وَلَا تَضْحَىٰ [20:119]

また、そこで喉が渇くことも、太陽に晒されることもない。

### الآية 20:120

> ﻿فَوَسْوَسَ إِلَيْهِ الشَّيْطَانُ قَالَ يَا آدَمُ هَلْ أَدُلُّكَ عَلَىٰ شَجَرَةِ الْخُلْدِ وَمُلْكٍ لَا يَبْلَىٰ [20:120]

すると、シャイターン\*が彼に囁きかけて、言った。「アーダム\*よ、永遠の（生を授けてくれる）木と、廃れることのない王権へと、あなたを案内してやろうか？」

### الآية 20:121

> ﻿فَأَكَلَا مِنْهَا فَبَدَتْ لَهُمَا سَوْآتُهُمَا وَطَفِقَا يَخْصِفَانِ عَلَيْهِمَا مِنْ وَرَقِ الْجَنَّةِ ۚ وَعَصَىٰ آدَمُ رَبَّهُ فَغَوَىٰ [20:121]

こうして二人はそこから食べ、二人の恥部（アウラ\*）は彼ら自身に露わになってしまい、二人は楽園の葉でそれら（アウラ\*）を隠し始めた¹。アーダム\*は彼の主\*に逆らい、誤った²のである。
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１ 高壁章２２とその訳注も参照。 ２ クルアーン\*がスンナ\*の中にある描写を読むのでない限り、人がアーダム\*を「主\*に逆らった」などと描写することは、預言者\*・人類の祖に対する礼儀上、許されない（イブン・アル＝アラビー３：２５９参照）。預言者\*の無謬（むびゅう）性については、雌牛章３６の訳注を参照。

### الآية 20:122

> ﻿ثُمَّ اجْتَبَاهُ رَبُّهُ فَتَابَ عَلَيْهِ وَهَدَىٰ [20:122]

それから、かれの主\*は彼（アーダム\*）をお選びになり、彼の悔悟をお受け入れになり、お導きになった。

### الآية 20:123

> ﻿قَالَ اهْبِطَا مِنْهَا جَمِيعًا ۖ بَعْضُكُمْ لِبَعْضٍ عَدُوٌّ ۖ فَإِمَّا يَأْتِيَنَّكُمْ مِنِّي هُدًى فَمَنِ اتَّبَعَ هُدَايَ فَلَا يَضِلُّ وَلَا يَشْقَىٰ [20:123]

かれは仰せられた。「二人とも共に、（イブリース\*と）互いに敵となって、そこ（楽園）から落ちて行け。そして、あなた方にわれら\*の御許からの導きが到来した時、わが導き（使徒\*と啓典）に従う者は誰でも、（現世で）迷うことはなく、（来世で）不幸になることもない。

### الآية 20:124

> ﻿وَمَنْ أَعْرَضَ عَنْ ذِكْرِي فَإِنَّ لَهُ مَعِيشَةً ضَنْكًا وَنَحْشُرُهُ يَوْمَ الْقِيَامَةِ أَعْمَىٰ [20:124]

また、わが教訓に背を向ける者、本当に彼には苦しい生活¹がある。そしてわれら\*は復活の日\*、彼を盲目にして集める²のだ」。
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１ ある種の解釈学者らは、この「苦しい生活」を、現世・復活の日\*が来るまでの死後の世界・来世におけるもの、という広い意味で理解している（アッ＝サァディー５１５頁参照）。 ２ 現世で、アッラー\*の教訓において盲目であったように、来世ではその視覚を奪われる（アル＝カースィミー １１：４２３０参照）。夜の旅章９７の訳注も参照。

### الآية 20:125

> ﻿قَالَ رَبِّ لِمَ حَشَرْتَنِي أَعْمَىٰ وَقَدْ كُنْتُ بَصِيرًا [20:125]

彼は言う。「我が主\*よ、どうして私を盲目にしてお集めになったのですか？私は（現世では、）目が見えていましたのに？」

### الآية 20:126

> ﻿قَالَ كَذَٰلِكَ أَتَتْكَ آيَاتُنَا فَنَسِيتَهَا ۖ وَكَذَٰلِكَ الْيَوْمَ تُنْسَىٰ [20:126]

かれは仰せられる。「（あなたがしたことと、）同様（にしたの）である。われらの御徴はあなたに到来し、そしてあなたはそれを（故意に）忘れたのだから。それで同じようにこの日、あなたは（地獄に）忘れ去られよう」。

### الآية 20:127

> ﻿وَكَذَٰلِكَ نَجْزِي مَنْ أَسْرَفَ وَلَمْ يُؤْمِنْ بِآيَاتِ رَبِّهِ ۚ وَلَعَذَابُ الْآخِرَةِ أَشَدُّ وَأَبْقَىٰ [20:127]

そのように、われら\*は自分の主\*の御徴を信じず、（主\*への反抗に）度を越していた者に応報を与える。来世の懲罰こそは、より厳しく、より永いのである。

### الآية 20:128

> ﻿أَفَلَمْ يَهْدِ لَهُمْ كَمْ أَهْلَكْنَا قَبْلَهُمْ مِنَ الْقُرُونِ يَمْشُونَ فِي مَسَاكِنِهِمْ ۗ إِنَّ فِي ذَٰلِكَ لَآيَاتٍ لِأُولِي النُّهَىٰ [20:128]

一体、われら\*が彼ら以前に、どれほど多くの（不信仰な）民\*を滅ぼしたかが、彼らにはまだ明らかになってはいないのか？彼らはその者たちの住居の中を、（その滅亡の跡を目にして）歩いているというのに？本当にそこ¹にはまさしく、まともな理性の持ち主への御徴があるのだ。
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１ つまり、多くの不信仰な民が罰を受けて滅亡し、その痕跡が残っていること（ムヤッサル３２１頁参照）。

### الآية 20:129

> ﻿وَلَوْلَا كَلِمَةٌ سَبَقَتْ مِنْ رَبِّكَ لَكَانَ لِزَامًا وَأَجَلٌ مُسَمًّى [20:129]

（彼ら不信仰者\*の懲罰を先送りにするという）あなたの主\*からの先んじた御言葉と、定められた期限¹さえなければ、（彼らの早期での滅亡は）必然だったのである。
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１ この「定められた期限」には具体的に、「彼らの寿命や懲罰に関して定められた期限」「復活の日\*」「バドルの戦い\*」といった解釈がある（アル＝バイダーウィー４：７６参照）。

### الآية 20:130

> ﻿فَاصْبِرْ عَلَىٰ مَا يَقُولُونَ وَسَبِّحْ بِحَمْدِ رَبِّكَ قَبْلَ طُلُوعِ الشَّمْسِ وَقَبْلَ غُرُوبِهَا ۖ وَمِنْ آنَاءِ اللَّيْلِ فَسَبِّحْ وَأَطْرَافَ النَّهَارِ لَعَلَّكَ تَرْضَىٰ [20:130]

ならば（使徒\*よ、）彼らの言うことに忍耐\*せよ。また、太陽が昇る前とそれが沈む前、そして夜の一部¹において、あなたの主\*の称賛\*と共に（かれを）称える\*のだ。また、昼の端々¹に（アッラー\*を）称えよ。（それは、）あなたが（その褒美で）満足するようになるためである。
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１ この三つの時間は、それぞれファジュル\*、アスル\*、イシャーゥ\*の礼拝時間を指しているのだという（ムヤッサル３２１頁参照） 。カーフ章３９－４０とその訳注も参照。 ２ これは一説に、昼の前半の終わりであるズフル\*と、昼の後半の終わりであるマグリブ\*の礼拝時間のこと（前掲書、同頁参照）。

### الآية 20:131

> ﻿وَلَا تَمُدَّنَّ عَيْنَيْكَ إِلَىٰ مَا مَتَّعْنَا بِهِ أَزْوَاجًا مِنْهُمْ زَهْرَةَ الْحَيَاةِ الدُّنْيَا لِنَفْتِنَهُمْ فِيهِ ۚ وَرِزْقُ رَبِّكَ خَيْرٌ وَأَبْقَىٰ [20:131]

また、われら\*が彼ら（不信仰者\*））の内の様々な者たちを楽しませているものに、決してあなたの（羨望の）視線を釘付けにするのではない。（それは、）われら\*がそれで彼らを試練にかけるための、現世の生活の飾りなのである。あなたの主\*の糧¹は、（彼らが味わっている享楽）より善く、より永く続くものなのだ。
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１ この「糧」は、来世での褒美のこと（アッ＝タバリー７：５６６１参照）。

### الآية 20:132

> ﻿وَأْمُرْ أَهْلَكَ بِالصَّلَاةِ وَاصْطَبِرْ عَلَيْهَا ۖ لَا نَسْأَلُكَ رِزْقًا ۖ نَحْنُ نَرْزُقُكَ ۗ وَالْعَاقِبَةُ لِلتَّقْوَىٰ [20:132]

また（使徒\*よ）、あなたの家族¹に礼拝を命じ、それ（を行うこと）において忍耐\*を重ねよ。われら\*があなたに糧を求めるのではなく²、われら\*があなたに糧を与えるのだから。そして（現世と来世における、善き）結末は、敬虔\*さ（を纏った者たち）にあるのだ。
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１ この「家族」は、彼の家族以外はもちろんのこと、彼のムスリム\*共同体全員をも指している（アル＝クルトゥビー１１：２６３参照）。 ２ つまり、アッラー\*こそが「あなた自身と彼らの糧」を保障されるのだから、生活の糧を求めるがために、礼拝をおろそかにしてはならない、ということ（前掲書、同頁参照）。撒き散らすもの章５６－５８、離婚章２－３も参照。

### الآية 20:133

> ﻿وَقَالُوا لَوْلَا يَأْتِينَا بِآيَةٍ مِنْ رَبِّهِ ۚ أَوَلَمْ تَأْتِهِمْ بَيِّنَةُ مَا فِي الصُّحُفِ الْأُولَىٰ [20:133]

彼らは言う。「どうして彼（使徒\*）は自分の主\*の御許から、私たちに御徴¹を持って来ないのか？」一体、以前の書巻の中にあるものに対する明証²は、彼らに到来しなかったのか？
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１ この「御徴」とは、奇跡のこと（アッ＝サァディー５１７頁参照）。 しかし、たとえ奇跡を目にしても、彼らは信じることがない。家畜章１０９－１１０、ユーヌス\*章９７、創成者\*章４２なども参照。 ２ 過去の啓典に含まれた真理を確証する、クルアーン\*のこと（ムヤッサル３２１頁参照）。食卓章４８も参照。

### الآية 20:134

> ﻿وَلَوْ أَنَّا أَهْلَكْنَاهُمْ بِعَذَابٍ مِنْ قَبْلِهِ لَقَالُوا رَبَّنَا لَوْلَا أَرْسَلْتَ إِلَيْنَا رَسُولًا فَنَتَّبِعَ آيَاتِكَ مِنْ قَبْلِ أَنْ نَذِلَّ وَنَخْزَىٰ [20:134]

もしわれら\*が懲罰によって、それ以前¹に彼らを滅亡させていたら、彼らは（こう）言ったであろう。「我らが主\*よ、どうしてあなたは私たちに、使徒\*を遣わしてくれなかったのですか？そうすれば私たちは、（あなたの懲罰によって）卑しめられ、辱められる前に、あなたの御徴に従いましたのに」。²
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１ 使徒\*を遣わし、啓典を下す以前、ということ（前掲書、同頁参照）。 ２ 関連するアーヤ\*として、婦人章１６５、家畜章１３１、１５５－１５７、夜の旅章１５とその訳注、詩人たち章２０８、創成者\*章２４も参照。

### الآية 20:135

> ﻿قُلْ كُلٌّ مُتَرَبِّصٌ فَتَرَبَّصُوا ۖ فَسَتَعْلَمُونَ مَنْ أَصْحَابُ الصِّرَاطِ السَّوِيِّ وَمَنِ اهْتَدَىٰ [20:135]

（使徒\*よ、）言ってやるのだ。「（私たちの（いずれも、（誰に勝利があるか）待ち望む身にある。ならば、待ち望むがいい。あなた方は、誰が真っ当な道の徒であり、誰が導かれていたかを知ることになるのだから」。

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