قَالَ أَلۡقِهَا يَٰمُوسَىٰ
かれは仰せられた。「ムーサーよ,それを投げよ。」
فَأَلۡقَىٰهَا فَإِذَا هِيَ حَيَّةٞ تَسۡعَىٰ
かれがそれを投げたところ,即座にそれは蛇になって,這い回った。
قَالَ خُذۡهَا وَلَا تَخَفۡۖ سَنُعِيدُهَا سِيرَتَهَا ٱلۡأُولَىٰ
かれは仰せられた。「それを押えよ。恐れてはならない。われはそれを元のように返すであろう。
وَٱضۡمُمۡ يَدَكَ إِلَىٰ جَنَاحِكَ تَخۡرُجۡ بَيۡضَآءَ مِنۡ غَيۡرِ سُوٓءٍ ءَايَةً أُخۡرَىٰ
それからあなたの手を,腋の下に入れよ。何の障りもないのに,それは白くなろう。これは今一つの印。
لِنُرِيَكَ مِنۡ ءَايَٰتِنَا ٱلۡكُبۡرَى
われが更に大きい印を,あなたに示すためである。
ٱذۡهَبۡ إِلَىٰ فِرۡعَوۡنَ إِنَّهُۥ طَغَىٰ
あなたはフィルアウンのもとに行け。本当にかれは高慢非道である。」
قَالَ رَبِّ ٱشۡرَحۡ لِي صَدۡرِي
かれは(祈って)言った。「主よ,わたしの胸を広げて下さい。
وَيَسِّرۡ لِيٓ أَمۡرِي
わたしの仕事を容易にして下さい。
وَٱحۡلُلۡ عُقۡدَةٗ مِّن لِّسَانِي
わたしの舌の(縫?)れをほぐして,
يَفۡقَهُواْ قَوۡلِي
わたしの言葉を,かれらに分らせて下さい。
وَٱجۡعَل لِّي وَزِيرٗا مِّنۡ أَهۡلِي
またわたしの家族の中から,援助者を御授け下さい。