قَالَ هَلۡ أَنتُم مُّطَّلِعُونَ
また言った。「まあ皆さん見下ろしてみなさい。」
فَٱطَّلَعَ فَرَءَاهُ فِي سَوَآءِ ٱلۡجَحِيمِ
そこでかれが見下ろすと,火獄の只中にかれの姿が見えた。
قَالَ تَٱللَّهِ إِن كِدتَّ لَتُرۡدِينِ
かれは言った。「アッラーにかけて,あなたはもう少しでわたしを破滅させるところでした。
وَلَوۡلَا نِعۡمَةُ رَبِّي لَكُنتُ مِنَ ٱلۡمُحۡضَرِينَ
もし主の御恵みがなかったならば,わたしは必ず引き立てられる者の中にいたでしょう。」
أَفَمَا نَحۡنُ بِمَيِّتِينَ
「わたしたち(楽園の仲間)は,最初の死だけでまた,
إِلَّا مَوۡتَتَنَا ٱلۡأُولَىٰ وَمَا نَحۡنُ بِمُعَذَّبِينَ
死ぬことはないのですか。また,わたしたちが,懲罰を受けることはないのでしょうか。」
إِنَّ هَٰذَا لَهُوَ ٱلۡفَوۡزُ ٱلۡعَظِيمُ
「そうであるならこれは,至上の幸福の成就です。
لِمِثۡلِ هَٰذَا فَلۡيَعۡمَلِ ٱلۡعَٰمِلُونَ
このようなことのために,行動し努力すべきです。」
أَذَٰلِكَ خَيۡرٞ نُّزُلًا أَمۡ شَجَرَةُ ٱلزَّقُّومِ
それは結構な歓待ではないか。それともザックームの木(をとるの)か。
إِنَّا جَعَلۡنَٰهَا فِتۡنَةٗ لِّلظَّـٰلِمِينَ
われはこの木を不義を行う者への試みとして,用意したのである。