أَئِفۡكًا ءَالِهَةٗ دُونَ ٱللَّهِ تُرِيدُونَ
アッラーを差し置いて瞞しの神々を御望みなのですか。
فَمَا ظَنُّكُم بِرَبِّ ٱلۡعَٰلَمِينَ
いったい,万有の主に就いて,あなたがたはどのように考えておいでなのですか。」
فَنَظَرَ نَظۡرَةٗ فِي ٱلنُّجُومِ
その時かれは諸星を一目見て,
فَقَالَ إِنِّي سَقِيمٞ
言った。「わたしは,本当に(心が)痛む。」
فَتَوَلَّوۡاْ عَنۡهُ مُدۡبِرِينَ
人々はかれに背を向けて去った。
فَرَاغَ إِلَىٰٓ ءَالِهَتِهِمۡ فَقَالَ أَلَا تَأۡكُلُونَ
その時かれ(イブラーヒーム)は,かれらの神々に向かって言った。「あなたがたは食べないのですか。
مَا لَكُمۡ لَا تَنطِقُونَ
あなたがたは,どうしてものを言わないのですか。」
فَرَاغَ عَلَيۡهِمۡ ضَرۡبَۢا بِٱلۡيَمِينِ
そこでかれは,かれら(偶像)を右手で打った。
فَأَقۡبَلُوٓاْ إِلَيۡهِ يَزِفُّونَ
その時人びとは,慌ててかれの処へやって来た。
قَالَ أَتَعۡبُدُونَ مَا تَنۡحِتُونَ
するとかれは言った。「あなたがたは,(自分で)刻んだものを崇拝するのですか。
وَٱللَّهُ خَلَقَكُمۡ وَمَا تَعۡمَلُونَ
本当にアッラーは,あなたがたを創り,またあなたがたが,造るものをも(創られる)。」