قَالُواْ ٱبۡنُواْ لَهُۥ بُنۡيَٰنٗا فَأَلۡقُوهُ فِي ٱلۡجَحِيمِ

人びとは言った。「かれ(イブラーヒーム)のために炉を築き,燃え盛る火の中に投げ込みなさい。」


فَأَرَادُواْ بِهِۦ كَيۡدٗا فَجَعَلۡنَٰهُمُ ٱلۡأَسۡفَلِينَ

このようにかれに策謀を巡らせようとしたが,われはかれらを散々な目に会わせた。


وَقَالَ إِنِّي ذَاهِبٌ إِلَىٰ رَبِّي سَيَهۡدِينِ

かれは言った。「わたしは主の御許に行こう。必ずわたしを導かれるであろう。


رَبِّ هَبۡ لِي مِنَ ٱلصَّـٰلِحِينَ

主よ,正しい人物になるような(息子)を,わたしに御授け下さい。」


فَبَشَّرۡنَٰهُ بِغُلَٰمٍ حَلِيمٖ

それでわれは,優しい思いやりのある男児を(授けるという)昔報を伝えた。


فَلَمَّا بَلَغَ مَعَهُ ٱلسَّعۡيَ قَالَ يَٰبُنَيَّ إِنِّيٓ أَرَىٰ فِي ٱلۡمَنَامِ أَنِّيٓ أَذۡبَحُكَ فَٱنظُرۡ مَاذَا تَرَىٰۚ قَالَ يَـٰٓأَبَتِ ٱفۡعَلۡ مَا تُؤۡمَرُۖ سَتَجِدُنِيٓ إِن شَآءَ ٱللَّهُ مِنَ ٱلصَّـٰبِرِينَ

(この子が)かれと共に働く年頃になった時,かれは言った。「息子よ,わたしはあなたを犠牲に捧げる夢を見ました。さあ,あなたはどう考えるのですか。」かれは(答えて)言った。「父よ,あなたが命じられたようにして下さい。もしアッラーが御望みならば,わたしが耐え忍ぶことが御分りでしょう。」


فَلَمَّآ أَسۡلَمَا وَتَلَّهُۥ لِلۡجَبِينِ

そこでかれら両人は(命令に)服して,かれ(子供)が額を(地に付け)うつ伏せになった時,


وَنَٰدَيۡنَٰهُ أَن يَـٰٓإِبۡرَٰهِيمُ

われは告げた。「イブラーヒームよ。



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