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surah.translation
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ハー・ミーム¹。
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1 これらの文字については、頻出名・用語解説の「クルアーン*の冒頭に現れる文字群*」参照。
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1 これらの文字については、頻出名・用語解説の「クルアーン*の冒頭に現れる文字群*」参照。
(このクルアーン*は、)偉力ならびなく*、英知あふれる*アッラー*からの、啓典の降示。
罪をお赦しになり、悔悟をお受け入れになり、懲罰が厳しく、豊潤さの主である(アッラー*からの降示)。かれ以外に、崇拝*すべきいかなるものもない。かれにこそ、(復活の日*における、全創造の)行き先はある。
不信仰に陥った者*たち以外、アッラー*の御徴¹に(盾ついて)議論したりはしない。ならば(使徒*よ)、不信仰者*らが(商売や現世での享楽に)勤しんでいるのに、惑わされてはならない。
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1 この「御徴」はクルアーン*や、アッラーの唯一性*の証拠のこと(ムヤッサル467頁参照)。
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1 この「御徴」はクルアーン*や、アッラーの唯一性*の証拠のこと(ムヤッサル467頁参照)。
彼ら以前にも、ヌーフ*の民とその後の徒党が、(使徒*たちを)噓つき呼ばわりしたのだ。そして(それら)全ての共同体は、その使徒*を捕らえ(て殺害し)ようと意図し、真理を消し去るべく虚妄によって議論した。それでわれら*は、彼らを(懲罰で)捕らえたのだ。わが懲罰は、いかなるものだったか?
同様に不信仰に陥った者*たちには、彼らは業火の住人であるという、あなたの主*の御言葉が確定したのである。
御座を運ぶ者たちと、その周りにいる者¹は、彼らの主*の称賛*と共に(かれを)称え*、かれを信じる。そして、信仰する者たちのために(こう言って)赦しを乞う。「我らが主*よ、あなたは全てのものを、慈悲と知識で網羅されました。ですから、悔悟し、あなたの道(イスラーム*)に従った者たちをお赦しになり、彼らを火獄の懲罰からお守り下さい。
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1 いずれも天使*たちのこと(ムヤッサル467頁参照)。「御座」に関しては、高壁章54の訳注を参照。
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1 いずれも天使*たちのこと(ムヤッサル467頁参照)。「御座」に関しては、高壁章54の訳注を参照。
我らが主*よ、そして彼らを、あなたが彼らにお約束になった永久の楽園にお入れ下さい、また、彼らの父祖、妻、子孫たちの内、正しかった者*を。本当にあなたこそは、偉力ならびない*お方、英知あふれる*お方なのですから。
また、彼らを悪(の結末)から、お守り下さい。あなたが(復活の)その日、悪からお守りになる者こそは、あなたが確かにご慈悲をかけられた者。それこそは、偉大な勝利です」。
本当に不信仰に陥った者*たちには、(地獄の番人から、こう)呼びかけられる。「(現世で)あなた方が信仰へと呼びかけられ、それを否定していた時の(あなた方に対する)アッラー*の憎悪こそは、(今の)あなた方の自分自身に対する憎悪よりも、大きかったのだぞ」。¹
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1 不信仰者*たちはいざ地獄を目にすると、自分自身をこれ以上ないほど、激しく憎悪する。しかし現世で不信仰に固執(こしつ)していた彼らに対するアッラー*の憎悪こそは、それよりも激しい憎悪だったのである(ムヤッサル468頁参照)。
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1 不信仰者*たちはいざ地獄を目にすると、自分自身をこれ以上ないほど、激しく憎悪する。しかし現世で不信仰に固執(こしつ)していた彼らに対するアッラー*の憎悪こそは、それよりも激しい憎悪だったのである(ムヤッサル468頁参照)。
彼ら(不信仰者*たち)は言う。「我らが主*よ、あなたは私たちに二度、死を与えられ、二度、生を与えられました¹。そして私たちは(今)、自分たちの罪を認めました。ですので、(私たちが地獄から)出る術はありますでしょうか?」²
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1 一度目の「死」は、魂を吹き込まれる前の精液だった状態で、二度目の「死」は、現世での人生の終わり。また一度目の「生」は現世での誕生、二度目の「生」は死後の復活のこと(前掲書、同頁参照)。 2 もちろん、現世に戻ることは叶わない。家畜章27-28、高壁章53、イブラーヒーム*章44、信仰者たち章99-100、アッ=サジダ*章12、創成者*章37、相談章44、偽信者*たち章10-11も参照。
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1 一度目の「死」は、魂を吹き込まれる前の精液だった状態で、二度目の「死」は、現世での人生の終わり。また一度目の「生」は現世での誕生、二度目の「生」は死後の復活のこと(前掲書、同頁参照)。 2 もちろん、現世に戻ることは叶わない。家畜章27-28、高壁章53、イブラーヒーム*章44、信仰者たち章99-100、アッ=サジダ*章12、創成者*章37、相談章44、偽信者*たち章10-11も参照。
(不信仰者*たちよ、)それ(地獄の懲罰)はあなた方が、アッラー*だけが呼ばれた時¹には否定し、かれに同位者が並べられれば信じていたからなのだ。(全ての)裁決は、至高で*大いなる*アッラーにこそ属する。
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1 アッラーの唯一性*と、かれのみゆえの善行へと招かれた時、ということ(前掲書、同頁参照)。
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1 アッラーの唯一性*と、かれのみゆえの善行へと招かれた時、ということ(前掲書、同頁参照)。
(人々よ、)かれはあなた方に(、創造の完全さを示す)その御徴をお見せになり、天からあなた方に糧を下されるお方。そして、よく(悔悟して)立ち返る者以外、教訓を受けることはない。
だから、アッラー*だけに真摯に崇拝*行為を捧げつつ¹、祈(り、崇拝*す)るのだ。たとえ不信仰者*たちが、(それを)嫌ったとしても。
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1 「アッラー*だけに真摯に崇拝*行為を捧げる」ことについては、婦人章146の訳注を参照。
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1 「アッラー*だけに真摯に崇拝*行為を捧げる」ことについては、婦人章146の訳注を参照。
(アッラー*は)位高きお方、御座¹の主、かれは会合の日²を警告するため、その僕たちの内からお望みの者に、そのご命令によって、魂³を投げかけられる。
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1 「御座」に関しては、高壁章54の訳注を参照。 2 先代と後代の者が一同に会する、復活の日*のこと(ムヤッサル468頁参照)。 3 この「魂」とは、啓示のこと。肉体が魂によって生を受けるように、心は啓示によって生を受けるため(アル=バガウィー4:108参照)。
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1 「御座」に関しては、高壁章54の訳注を参照。 2 先代と後代の者が一同に会する、復活の日*のこと(ムヤッサル468頁参照)。 3 この「魂」とは、啓示のこと。肉体が魂によって生を受けるように、心は啓示によって生を受けるため(アル=バガウィー4:108参照)。
彼らが露わな者たち¹となる、その日を(警告するため)。彼らの(状態や行いの)内、アッラー*から隠れられるものなど、何一つない。(アッラー*は仰せられる。)「今日、王権は誰のものか?」(かれは、自らお答えになる)。「唯一*かつ君臨し給う*アッラー*にこそ、属するのだ²」。
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1 その日、彼らを覆い隠すものは、何一つない(イブン・カスィール7:136参照)。家畜章94とその訳注、洞窟章48、預言者*たち章104も参照。 2 家畜章73「かれにこそ王権は属する」の訳注も参照。
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1 その日、彼らを覆い隠すものは、何一つない(イブン・カスィール7:136参照)。家畜章94とその訳注、洞窟章48、預言者*たち章104も参照。 2 家畜章73「かれにこそ王権は属する」の訳注も参照。
この日全ての者は、自らが(現世で)稼いだものによって報われる。この日、不正*はない¹。本当にアッラー*は即座に計算される*お方なのだから。
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1 つまり悪行が不当に付け加えられたり、善行が差し引かれたりすることはない(アッ=サァディー735頁参照)。
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1 つまり悪行が不当に付け加えられたり、善行が差し引かれたりすることはない(アッ=サァディー735頁参照)。
(使徒*よ、)心臓が(恐怖ゆえに)喉元にまで達し、沈鬱になる、間近な日¹のことを彼らに警告せよ。不正*者たちには近しい友人もいなければ、受け入れられる執り成し手もいない²。
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1 「間近な日」とは、復活の日*のこと。その「近さ」については蜜蜂章1、預言者*たち章1の訳注を参照。 2 復活の日*の「執り成し」については雌牛章48、マルヤム*章87、ター・ハー章109とその訳注を参照。
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1 「間近な日」とは、復活の日*のこと。その「近さ」については蜜蜂章1、預言者*たち章1の訳注を参照。 2 復活の日*の「執り成し」については雌牛章48、マルヤム*章87、ター・ハー章109とその訳注を参照。
かれは眼が掠め取るもの¹も、胸が潜める(善いものも悪い)ものもご存知である。
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1 見ることを許されないものを、こっそり見ること(アッ=シャウカーニー4:638参照)。
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1 見ることを許されないものを、こっそり見ること(アッ=シャウカーニー4:638参照)。
アッラー*が真理¹で(人々の間を)裁かれるのであり、彼らがかれをよそに祈っている者たちは、何も裁きはしない。本当にアッラー*こそは、よくお聞きになるお方、よくご覧になるお方なのだから。
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1 この「真理」とは、公正さのこと(ムヤッサル469頁参照)。
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1 この「真理」とは、公正さのこと(ムヤッサル469頁参照)。
彼らは地上を旅し、(預言者*たちを噓つき呼ばわりした)彼ら以前の者たちの結末が、どのようなものであったかを見なかったのか?彼ら(以前の者たち)は、彼らよりも力と、大地の建設において強力だった。そしてアッラー*は彼らを、その罪ゆえに(懲罰で)捕らえられ、彼らにはアッラー*(の懲罰)に対してのいかなる守護者もなかったのである。
それは彼らが、自分たちの使徒*が明証を携えて彼らのもとに到来していたのに、不信仰に陥ったからである。それでアッラー*は、彼らを(懲罰で)捕らえられたのだ。本当にかれは強いお方、厳しく懲罰されるお方であられる。
われら*はムーサー*を確かに、われら*の御徴¹と紛れもなき証拠²と共に遣わした。
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1 この「御徴」とは、啓示の真実性を証明するもの(前掲書、同頁参照)。夜の旅章101「九つの御徴」の訳注も参照(アル=クルトゥビー15:304参照)。 2 「紛れもない証拠」については、フード*章96の訳注を参照。
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1 この「御徴」とは、啓示の真実性を証明するもの(前掲書、同頁参照)。夜の旅章101「九つの御徴」の訳注も参照(アル=クルトゥビー15:304参照)。 2 「紛れもない証拠」については、フード*章96の訳注を参照。
フィルアウン*とハーマーン*とカールーン¹へと。すると彼らは言った。「(彼は)大噓つきの魔術師だ」。
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1 「ハーマーン」については、物語章6の訳注を、「カールーン」については物語章76-82を参照。
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1 「ハーマーン」については、物語章6の訳注を、「カールーン」については物語章76-82を参照。
そして彼(ムーサー*)がわれら*のもとから、真理を携えて彼らのもとにやって来た時、彼ら(フィルアウン*たち)は言った。「彼と共に信じた者たちの男児を殺し、その女児は生かしておけ¹」。不信仰者*たちの策謀は、無に帰すのである。
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1 高壁章127の訳注も参照。
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1 高壁章127の訳注も参照。
フィルアウン*は、(自分の民の有力者たちに)言った。「私にムーサー*を殺させ、彼を自分の主*に祈らせてみよ。本当に私は、彼があなた方の宗教¹を変えてしまったり、地上(エジプト)に腐敗*を出現させたりすることを怖れているのだ」。
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1 フィルアウン*を崇める「宗教」のこと(アル=クルトゥビー15:305参照)。フィルアウン*は神を自称していた。詩人たち章29、物語章38、至高者*章24も参照。
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1 フィルアウン*を崇める「宗教」のこと(アル=クルトゥビー15:305参照)。フィルアウン*は神を自称していた。詩人たち章29、物語章38、至高者*章24も参照。
ムーサー*は言った。「実に私は、我が主*とあなた方の主*に、清算の日を信じないあらゆる高慢な者からのご加護を乞いました」。
フィルアウン*の一族の内、その信仰を隠していた信仰者の男は、言った。「一体あなた方は一人の男を、『我が主*はアッラー*です』と言う(だけ)ゆえに、殺すというのですか?彼(ムーサー*)はあなた方の主*から、明証¹を携えてあなた方のもとにやって来たと言うのに。そして、もし彼が噓つきならば、その嘘(の罰)は彼自身が負います。また、もし彼が正直者ならば、彼があなた方に約束するものの一部²が、あなた方に襲いかかるでしょう。本当にアッラー*は、(真理への拒否において)度を越した大噓つきを、お導きにはなりません。
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1 この「明証」の意味については、アーヤ*23「紛れもない証拠」の訳注を参照(ムヤッサル470頁参照)。 2 これは現世での懲罰のこと(アッ=サァディー736頁参照)。
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1 この「明証」の意味については、アーヤ*23「紛れもない証拠」の訳注を参照(ムヤッサル470頁参照)。 2 これは現世での懲罰のこと(アッ=サァディー736頁参照)。
我が民よ、あなた方にこそ今日、地上(エジプト)での勝利者として、王権はあります。でも、アッラー*の(懲罰という)猛威が私たちのもとにやって来たら、誰が私たちを助けてくれるでしょうか?」フィルアウン*は、(自分の民に)言った。「(人々よ、)私があなた方に示すのは、私が(私とあなた方にとって有益なものと)認めるものに外ならない。そして私があなた方を導くのは、正道に外ならないのだ」。
信仰する者は言った。「我が民よ、(あなた方がムーサー*を殺せば、)本当に私はあなた方に、徒党の日¹のようなことを怖れるのです。
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1 「徒党の日」とは、預言者*たち章に敵対して徒党を組んだ者たちが、罰された日々のことを指す(アル=クルトゥビー15:310参照)。
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1 「徒党の日」とは、預言者*たち章に敵対して徒党を組んだ者たちが、罰された日々のことを指す(アル=クルトゥビー15:310参照)。
ヌーフ*の民、アード*、サムード*、そして彼らの後の(不信仰)者*たちの習いのようなことを。そしてアッラー*は全世界に対し、断じて不正*などをお望みにはなりません。
また我が民よ、本当に私はあなた方に。呼び合いの日¹を怖れます。
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1 人々が自分の指導者のもとに呼ばれ(夜の旅章71参照)、互いに呼び合い、天国の民と地獄の民、そして高壁の民が互いに呼び合う(高壁章44-51参照)、復活の日*のこと(アル=バガウィー4:112参照)。
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1 人々が自分の指導者のもとに呼ばれ(夜の旅章71参照)、互いに呼び合い、天国の民と地獄の民、そして高壁の民が互いに呼び合う(高壁章44-51参照)、復活の日*のこと(アル=バガウィー4:112参照)。
あなた方が背を向けて逃げる、その日を。あなた方にはアッラー*に対し、いかなる援助者もありません。そしてアッラー*が迷わせ給うた者には、いかなる導き手もないのです。¹
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1 アーヤ*33・34にある言葉は、①信仰者の男のもの、②ムーサー*のもの、という説がある。アーヤ*35の言葉は、①アッラー*のもの、②信仰者の男のもの、という説もある(アル=クルトゥビー15:312-313参照)。
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1 アーヤ*33・34にある言葉は、①信仰者の男のもの、②ムーサー*のもの、という説がある。アーヤ*35の言葉は、①アッラー*のもの、②信仰者の男のもの、という説もある(アル=クルトゥビー15:312-313参照)。
(ムーサー*)以前、ユースフ*は明証¹を携えて、確かにあなた方のもとにやって来ました。そしてあなた方はまだ、彼があなた方にもたらしたものに対する疑念の中にあるのです。やがて彼が死んだ時、あなた方は(自分たちの疑念とシルク*に拍車をかけて、こう)言いました。『アッラー*は彼の後、使徒*を遣わされることはない』。同様にアッラー*は、(真理への拒否において)度を越し、(アッラーの唯一性*に)疑惑の念を抱く者を(正道から)迷わせられます。
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1 この「明証」は、アッラー*だけを崇拝*せよ、という命令と、彼の言葉の正しさを示す証拠のこと(ムヤッサル471頁参照)。
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1 この「明証」は、アッラー*だけを崇拝*せよ、という命令と、彼の言葉の正しさを示す証拠のこと(ムヤッサル471頁参照)。
アッラー*の御徴(を拒むこと)において、(アッラー*の御許から)到来した根拠もなく議論する者たち、(そのような議論は)アッラー*の御許と信仰した者たちのもとで、忌まわしいことこの上ないのです。同様にアッラー*は、(アッラー*への服従に対して)高慢で尊大な(あらゆる)者の全ての心を、閉じてしまわれます」。¹
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1 アーヤ*33の訳注も参照。
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1 アーヤ*33の訳注も参照。
フィルアウン*は、言った「ハーマーン¹よ、私のために塔を建てよ。私が通り道に到達できるように。²
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1 「ハーマーン」については、物語章6の訳注を参照。 2 同様のアーヤ*として、物語章38も参照。
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1 「ハーマーン」については、物語章6の訳注を参照。 2 同様のアーヤ*として、物語章38も参照。
諸天の通り道に。私は、ムーサー*の神を見てみよう。本当に私は、彼がまさに噓つきだと思うのだ」。このように、フィルアウン*には彼の悪い行いが目映く映り、彼は(真理の)道から阻まれた。フィルアウン*の策略¹は、破滅する外ないのである。
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1 フィルアウン*が正しく、ムーサー*が間違っていると人々に信じさせる「策略」のこと(ムヤッサル471頁参照)。
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1 フィルアウン*が正しく、ムーサー*が間違っていると人々に信じさせる「策略」のこと(ムヤッサル471頁参照)。
信仰する者は言った。「我が民よ、私に従いなさい。あなた方を正道へと導いてあげましょう。
我が民よ、本当にこの現世の生活は(僅かな)楽しみなのであり、実に来世こそは、(あなた方が定着する)留まり所なのです。
(現世で)悪を行った者は、(来世において)それと同等のものでしか、報われません。そして男性であれ女性であれ、信仰者で正しい行い*を行う者、それらの者たちは天国に入るのです。彼らはそこで際限なく、糧を授けられます。
我が民よ、どういうことでしょうか?私があなた方を(地獄から天国への)救い¹へと招いているのに、あなた方が私を地獄(の原因となる行い)へ招くのは?
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1 つまりアッラー*への信仰と、その使徒*ムーサー*への服従のこと(前掲書472頁参照)。
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1 つまりアッラー*への信仰と、その使徒*ムーサー*への服従のこと(前掲書472頁参照)。
あなた方は私がアッラー*を否定し、私が(その崇拝*の正当性について)何も知らないものを、かれに並べることへと招いているのです。私はあなた方を、偉力ならびなく*、赦し深いお方へ(通じる道へ)と招いているというのに。
間違いなく、あなた方が私を招いているものには、現世においても来世においても、いかなる招き(の価値)もありません。そして私たちの戻り場所がアッラー*の御許であり、(罪に)度を越した者たちこそが、地獄の徒であるということも」。
(そして民が彼の助言に従わなかった時、彼は言った。)「それでは、あなた方は私があなた方に言っていることを、やがて思い出すでしょう。私はアッラー*に、自分の事を委ねます。本当にアッラー*は、僕たちのことを、よくご覧になるのですから」。
こうしてアッラー*は彼を、彼らが策謀したことの悪からお守りになり、(溺死という)忌まわしい懲罰がフィルアウン*の一族を包囲した。
(更にその死後には、)朝に夕に晒されることになる業火が(、彼らを包囲する)。そして(復活*の)その時が起こる日、(彼らにはこう言われるのだ、)「フィルアウン*の一族を、最も厳しい懲罰に入れよ」。¹
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1 死後、復活の日*まで、彼らの魂は業火に晒される。そして復活の日*が来れば、魂と肉体が合わさった形で、地獄の業火に入れられることになる(イブン・カスィール7:146参照)。
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1 死後、復活の日*まで、彼らの魂は業火に晒される。そして復活の日*が来れば、魂と肉体が合わさった形で、地獄の業火に入れられることになる(イブン・カスィール7:146参照)。
彼らが(地獄の)業火で議論し合い、弱者たちが高慢だった者たち¹に(こう)言う時のこと(を思い起こさせよ)。「本当に私たちは(現世で)あなた方に追従していたわけだが、(この日)あなた方は業火の一部からでも、私たちを守ってくれるのか?」
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1 「弱者たち」と「高慢だった者たち」については、イブラーヒーム*章21の訳注を参照。また同様の情景の描写として、雌牛章166-167、高壁章38、識別章17-19、物語章63、部族連合章67-68、サバア章31-33も参照。
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1 「弱者たち」と「高慢だった者たち」については、イブラーヒーム*章21の訳注を参照。また同様の情景の描写として、雌牛章166-167、高壁章38、識別章17-19、物語章63、部族連合章67-68、サバア章31-33も参照。
高慢だった者たちは、言う。「(そのようなことは出来ない。)本当に私たちは皆、(地獄の)その中にあるのだ。本当にアッラー*は、確かに僕たちの間に裁きを下されたのである¹」。
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1 つまりアッラー*はその公正な裁決により、彼らの間に、各人に適当な形で懲罰を振り分けられた(ムヤッサル472頁参照)。
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1 つまりアッラー*はその公正な裁決により、彼らの間に、各人に適当な形で懲罰を振り分けられた(ムヤッサル472頁参照)。
また、業火の中にある者たちは、地獄の門番たちに言う。「あなた方の主*に祈ってくれ。かれが私たちから、一日でも懲罰を軽減して下さるよう」。¹
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1 金の装飾章77も参照。
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1 金の装飾章77も参照。
彼ら(地獄の門番たち)は言う。「一体、あなた方の使徒*たちは明証を携えて、あなた方のもとに到来していたのではなかったか?」彼ら(地獄の民)は言う。「その通りです」。彼ら(門番たち)は言う。「ならば(私たちは祈らないから、)あなた方が祈るがよい。不信仰者*たちの祈願は、まったくの徒労である」。
本当にわれら*は、現世の生活と、証人たちが立つ¹(復活の)日*に、われら*の使徒*たちと、信仰する者たちを必ずや助けるのである。
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1 復活の日*の証人については、雌牛章143、婦人章41を参照。
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1 復活の日*の証人については、雌牛章143、婦人章41を参照。
不正*者たちをその言い訳が益することがない、その日に。そして彼らの上には呪いがあり、彼らには(来世で)忌まわしい住まいがある。
われら*は確かにムーサー*に導きを授け、イスライールの子ら*に啓典(トーラー*)を引き継がせた。
澄んだ理性の持ち主への導きと、教訓として。
ならば(使徒*よ)、忍耐*せよ。本当にアッラー*のお約束は真実なのだ。そしてあなたの罪の赦しを乞い、夕に朝に、あなたの主*の称賛*と共に(かれを)称える*のだ。
本当にアッラー*の御徴(を拒むこと)において、(アッラー*から)到来した根拠もなく議論する者たち、彼らの胸の内には、彼らが到達することもないもの¹に対する高慢さしかない。ならばアッラー*に、(彼らの悪からの)ご加護を乞え。本当にかれこそは、よくお聞きになるお方、よくご覧になるお方なのだから。
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1 アッラー*が預言者*に授けられた恩寵(おんちょう)や、預言者*としての使命という栄誉のこと(ムヤッサル473頁参照)。
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1 アッラー*が預言者*に授けられた恩寵(おんちょう)や、預言者*としての使命という栄誉のこと(ムヤッサル473頁参照)。
諸天と大地の創造こそは、人々の創造(とその再生)よりも偉大なのだ。しかし、人々の大半は分からない。
また、盲人と見える者は同じではなく¹、信仰して正しい行い*を行う者たちと悪い行いの者²は、同じではない。あなた方が教訓を得ることの、少ないこと。
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1 この意味については、家畜章50の訳注を参照。 2 前者はアッラー*が唯一、真に崇拝*に値する存在であることを認め、その使徒*たちの招きに応え、アッラー*の教えに沿って行う者たち。後者はそのようにしない者のこと(ムヤッサル473頁参照)。
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1 この意味については、家畜章50の訳注を参照。 2 前者はアッラー*が唯一、真に崇拝*に値する存在であることを認め、その使徒*たちの招きに応え、アッラー*の教えに沿って行う者たち。後者はそのようにしない者のこと(ムヤッサル473頁参照)。
本当に(復活の)その時は、疑惑の余地なく、必ずや到来する。しかし、人々の大半は信じないのだ。
また(人々よ)、あなた方の主*は仰せられた。「私に(のみ)祈るのだ。そうすればわれは、あなた方に応えよう。本当にわれの崇拝*に対して奢り高ぶる者たちは、やがて蔑まれた者となって、地獄に入ることになる。
アッラー*はあなた方のために、あなた方がそこで安らぐべく夜をお創りになり、昼を(生活のために)視界が利くものとされた。本当にアッラー*はまさしく人々に対する恩寵の主であられるが、人々の大半は(かれへの服従と崇拝*によって、かれに)感謝しない。
そのお方がアッラー*、あなた方の主*、全ての創造主。かれの外に、崇拝*すべきいかなるものもない。なのに一体、どうしてあなた方は(かれを信仰し、崇拝*することから)背かされるのか?
同様に、アッラー*の御徴を否定していた者たちは、(真理から)背かされるのである。
アッラー*はあなた方のために大地を安住の地とされ、空を屋根とされたお方。また、かれはあなた方にを形づくられ、あなた方の形を最善のものとされ、あなた方に善きものの内からお恵みになった(お方)。そのお方がアッラー*、あなた方の主*。そして全創造物の主*アッラー*は、祝福にあふれたお方よ。
かれは永生されるお方。かれの外に崇拝*すべきいかなるものもない。ゆえに、かれだけに真摯に崇拝*行為を捧げつつ¹、かれに祈るのだ。全創造物の主*アッラー*に称賛*あれ。
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1 「かれだけに真摯に崇拝*行為を捧げる」ことについては、婦人章146の訳注を参照。
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1 「かれだけに真摯に崇拝*行為を捧げる」ことについては、婦人章146の訳注を参照。
(使徒*よ)言ってやるがいい。「本当に私は、我が主*からの明証¹が自分に訪れた時、あなた方がアッラー*、を差しおいて祈っている者たちの崇拝*を禁じられたのだ。また私は、全創造物の主*に服従(イスラーム*)するよう命じられたのである」。
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1 この「明証」とは、アッラーの唯一性*を示す、論理的根拠と神的根拠(啓示)のこと(アッ=シャウカーニー4:656参照)。
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1 この「明証」とは、アッラーの唯一性*を示す、論理的根拠と神的根拠(啓示)のこと(アッ=シャウカーニー4:656参照)。
かれはあなた方(の父祖アーダム*)を土から¹、そして(あなた方を)一滴の精液から、次いで一塊の凝血からお創りになり、その後あなた方を子供として(生まれ)出させ、それからあなた方が成熟に達し、更に老人になるべく(あなた方の年齢を積み重ねてか行かれる)。あなた方の内には、(これらの段階)以前に召される者もいる。また、かれは、あなた方が(これらの段階を経て)定められた時期²へと到達すべく(、あなた方の年齢を積み重ねて行かれる)。そして(それは、)あなた方が弁える³ようにするためなのだ。
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1 アーダム*が土から段階を経(へ)て創られたことについては、アル=ヒジュル章26の訳注を参照。 2 「定められた時期」とは、死期、あるいは復活の日*のこと(アル=バイダーウィー5:100参照)。 3 そのようなことがお出来になるのはアッラー*のみであり、崇拝*はかれにのみ行わなければならないということを「弁える」こと(ムヤッサル475頁参照)。
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1 アーダム*が土から段階を経(へ)て創られたことについては、アル=ヒジュル章26の訳注を参照。 2 「定められた時期」とは、死期、あるいは復活の日*のこと(アル=バイダーウィー5:100参照)。 3 そのようなことがお出来になるのはアッラー*のみであり、崇拝*はかれにのみ行わなければならないということを「弁える」こと(ムヤッサル475頁参照)。
かれは生を与えられ、死をお与えになるお方。そして、かれが一事をお取り決めにな(り、お望みにな)れば、それに「あれ」と仰せられるだけで、それは存在するのである。
(使徒*よ、)一体あなたは、アッラー*の御徴¹に(盾ついて)議論する者たちが、いかに(そこから)逸らされてしまっているか、見ないのか?
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1 この「御徴」は、アッラーの唯一性*と御力を示す、明白な証拠のこと(前掲書、同頁参照)。
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1 この「御徴」は、アッラーの唯一性*と御力を示す、明白な証拠のこと(前掲書、同頁参照)。
(彼らは)啓典と、われら*がわれら*の使徒*たちと共に遣わしたもの¹を、嘘呼ばわりした者たち。ならば、彼らはやがて(その結末を)知ることになろう。
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1 「啓典」はクルアーン*で、「・・・と共に遣わしたもの」はそれ以前の啓典のこと(前掲書、同頁参照)。
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1 「啓典」はクルアーン*で、「・・・と共に遣わしたもの」はそれ以前の啓典のこと(前掲書、同頁参照)。
その首に枷と、(その足に)鎖が付けられて、(それで)彼らが引き回される時に。
煮えたぎる湯の中で、それから業火の中で、彼らは(彼ら自身がその燃料となって、地獄を)煮えたぎらされる。
それから彼らに、(こう)言われる。「あなた方が(アッラー*の崇拝*において、かれと)並べていた者たちは、どこなのか?¹
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1 それらはあなた方をこの日、助けてはくれないのか、の意(ムヤッサル475頁参照)。
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1 それらはあなた方をこの日、助けてはくれないのか、の意(ムヤッサル475頁参照)。
アッラー*をよそにして?」彼らは言う。「私たちのもとから、いなくなってしまいました。いえ、私たち以前、何に祈っていたわけでもなかったのです¹」。同様にアッラー*は、不信仰者*たちを(天国から)迷わせ給う。
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1 彼らが崇(あが)めていたものは。実体がないものだったのである(前掲書、同頁参照)。
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1 彼らが崇(あが)めていたものは。実体がないものだったのである(前掲書、同頁参照)。
それというのも、あなた方が地上で不当にも(罪を犯すことに)有頂天になっていたため、そしてあなた方が(他の僕たちに対して)得意然となっていたためなのだ。
地獄の門に入るがよい。そこに永遠に。(アッラー*に対して)高慢な者たちの住まいは、何と醜悪なことか」。
ならば、(使徒*よ)、忍耐*せよ。実にアッラー*のお約束は、真実なのだ。たとえ、われら*が(あなたの存命中、)彼らに約束したものの一部¹をあなたに見せてやるにせよ、あるいは(その前に)あなたを召すにせよ、(復活の日*、)われら*(の御許)にこそ彼らは戻らされ(て、罰されることにな)るのである。
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1 「約束されたものの一部」については、ユーヌス*章46の訳注を参照。
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1 「約束されたものの一部」については、ユーヌス*章46の訳注を参照。
(使徒*よ、)われら*はあなた以前、確かに使徒*たちを遣わした。彼らの中には、われら*があなたに語って聞かせた者もいるし、その中には、われら*があなたに語って聞かせなかった者もいる。また、いかなる使徒*も、アッラー*のお許しなしには御徴¹をもたらすことなどなかった。そしてアッラー*のご命令が到来すれば、(使徒*たちと彼らを噓つき呼ばわりしていた者たちの間は)真実によって裁かれ、(真実を)虚妄とする者たちは、そこで損失するのである。
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1 この「御徴」とは、論理的証拠(啓示・論証)と感覚的証拠(奇跡)のこと(ムヤッサル476頁参照)。
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1 この「御徴」とは、論理的証拠(啓示・論証)と感覚的証拠(奇跡)のこと(ムヤッサル476頁参照)。
アッラー*は、あなた方のために家畜¹をご用意されたお方。それはあなた方がその内のものに乗り、そこから食べるため。
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1 「家畜」については、食卓章1「家畜獣」の訳注を参照。
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1 「家畜」については、食卓章1「家畜獣」の訳注を参照。
またそこ(家畜)には、あなた方のための諸利益¹がある。そしてそれらに乗って、あなた方の脳裏に浮かぶ(遠い場所での)用事を果たすため(、アッラー*ははそれらをあなた方にご用意された)。あなた方はそれらや、船に乗って運ばれる。
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1 具体的な利益の例については、蜜蜂章5-8、80も参照。
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1 具体的な利益の例については、蜜蜂章5-8、80も参照。
また、かれはあなた方に、その(御力と、かれこそが全創造を司っているのだということを示す)御徴をお見せになる。一体あなた方は、アッラー*のいずれの御徴を否定するというのか?
一体、彼らは地上を旅し、彼ら以前(預言者*たちを噓つき呼ばわりした)者たちの結末がどのようなものであったかを、見なかったのか?彼ら(以前の者たち)は、彼らよりも多勢で、力と、大地の建設において強力だった。そして(アッラー*の懲罰が降りかかった時、)彼らが稼いでいたものは、彼らを益することがなかったのだ。
また、彼らのもとに彼らの使徒たちが明証を携えてやってきた時、彼らは自分たちのもとにある知識¹に有頂天になった。そして自分たちが嘲笑していたもの(懲罰)が、彼らを包囲したのだ。
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1 「自分たちのもとにある知識」の解釈には、「彼ら(不信仰者*たち)の、『自分たちは罰されることも、蘇(よみがえ)らされることもないことを知っている』という主張」「彼ら(不信仰者*)の、現世に関する知識(ビザンチン章7も参照)」「彼ら(預言者*たち)がアッラー*から授かった、『信仰者が救われ、不信仰者*たちが滅ぼされる』という知識」といった諸説がある(アル=クルトゥビー15:336参照)。
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1 「自分たちのもとにある知識」の解釈には、「彼ら(不信仰者*たち)の、『自分たちは罰されることも、蘇(よみがえ)らされることもないことを知っている』という主張」「彼ら(不信仰者*)の、現世に関する知識(ビザンチン章7も参照)」「彼ら(預言者*たち)がアッラー*から授かった、『信仰者が救われ、不信仰者*たちが滅ぼされる』という知識」といった諸説がある(アル=クルトゥビー15:336参照)。
また、われら*の猛威(という懲罰)を目の当たりにした時、彼らは(こう)言ったのだ。「私たちはアッラー*だけを信じ、私たちがかれに並べて(崇拝*して)いたものを、否定しました」。
そして彼らの信仰は(その時)、彼らを益することがなかった¹。彼らが、われら*の猛威(という懲罰)を目の当たりにした時には(、もう遅かったのだ)。(懲罰が訪れたら信仰しても遅いという、)かれの僕たちにおいて過ぎ去ってきた、アッラー*の摂理。そして不信仰者*たちは、そこで損失したのである。
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1 家畜章158とその訳注も参照。
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1 家畜章158とその訳注も参照。