ﰡ
____________________
1 この女性は、ハウラ・ビント・サァラバで、「夫のこと」とは、彼女の夫アウス・ブン・アッ=サーミトが、彼女を ズィハール*したこと(アブー・ダーウード2214参照)。
____________________
1 妻をズィハール*することと、自分の母親の関連性については、頻出名・用語解説「ズィハール*」の中の具体的なズィハール*の例と、部族連合章4およびその訳注を参照。 1 「悪事」については、イムラーン家章104の訳注を参照。
____________________
1 ここでの「首」の意味については、婦人章92の同語の訳注を参照。
____________________
1 「食物」の分量については、食卓章89の訳注を参照。
____________________
1 そもそも全ての出来事は、守られし碑板*に定められており、かつ天使*たちによって行いの帳簿(ちょうぼ)に記録されている(ムヤッサル542頁参照)。高壁章89の訳注も参照。
____________________
1 この後続の文にもあるように、密談する者の数が何人であろうと、アッラー*は彼らの話をご存知である(アル=クルトゥビー17:290参照)。しかし、なぜここでアッラー*が「三人」と「五人」という数を、特に言及されているかについては、以下のような解釈がある:①それが実際に、偽(にせ)信者*たちの間で起こったことだった。②アッラー*は奇数をお好みになるため。③話し合いは常に二者間で、かつその間に誰かをおいた形で行われるため(アル=バイダーウィー5:310参照)。
____________________
1 ユダヤ教徒*や偽信者*たちは、ムスリム*たちにこれ見よがしに、集まって密談したものだった。そのことはムスリム*たちの不興(ふきょう)を買っていたが、彼らは密談を禁じられても、やめなかったのだという(アル=クルトゥビー17:291参照)。婦人章114も参照。 2 このアーヤ*は、ユダヤ教徒*が預言者*に対し「あなたに平安(アッ=サラーム)を」(その意味については、家畜章54の訳注を参照)という挨拶の代わりに、「あなたに死(アッ=サーム)を」と言ったことについて下ったとされる(ムスリム「挨拶の書」11参照)。
____________________
1 婦人章114も参照。
____________________
1 つまり、自分の同胞がやって来た時に場所を空けてやったり、立ち上がるように言われて立ったりすることは、自分の権利を失うことではなく、むしろアッラー*の御許での位が上がり、特別なものとなることを意味する(イブン・カスィール8:48参照)。また、ここでの「知識を授けられた者」とは、知識と行いを両立した者のこと(アル=バイダーウィー5:312参照)。
____________________
1 このアーヤ*で述べられている決まりは、まもなくアーヤ*13によって撤回(てっかい)された(イブン・カスィール8:49-51参照)。アーヤ*の撤回については、雌牛章106の訳注を参照。
____________________
1 ユダヤ教徒*を盟友とした者たちとは、偽信者*のこと(ムヤッサル544頁参照)。 イムラーン家章28とその訳注も参照。 2 偽信者*たちは、自分たちの悪い言動を咎(とが)められると、自分たちはそんなことはしていない、と誓ったものだった(イブン・ジュザイ2:423参照)。
____________________
1 ムスリム*たちから自分たちの生命と財産を守るための、「盾」という意味(ムヤッサル544頁参照)。
____________________
1 彼らはアッラー*を、心でも言葉でも、想起するころがなかった(アル=バイダーウィー5:314参照)。あるいは、アッラー*のご命令とかれへの服従をおろそかにし、放棄した(アル=クルトゥビー17:306参照)。シャイターン*が人類を迷わせることとなった経緯(いきさつ)については、高壁章11-18、アル=ヒジュル章28-42、夜の旅章61-65、サード章71-85を参照。
____________________
1 同様のアーヤ*として、イムラーン家章28とその訳注も参照。 2 この「魂」の解釈には、「勝利」「信仰」「クルアーン*とその根拠」「アッラー*のご慈悲」「ジブリール*とその援助」といった諸説がある(アル=バガウィー5:50参照)。