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アーヤ*1-3における、アッラー*によるこの誓いについては、整列者章1の訳注を参照。
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ある種の学者らは、アーヤ*1-3で言及されている語が、「決然とした者たち(部族連合章7の訳注を参照)」の内の三人の使徒*が遣わされた場所を示している、と解釈している。つまり「無花果とオリーブ」はエルサレムの地で、イーサー*が遣わされた場所、「シナイ山」は、ムーサー*がアッラー*から語りかけられた場所、「平安な町(この名の由来については、雌牛章125の訳注を参照)」は、預言者*ムハンマド*が遣わされた町マッカ*だということ(イブン・カスィール8:434参照)。
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つまり、地獄に落とした、ということ(ムヤッサル597頁参照)。または、「最悪の年齢(蜜蜂章70の訳注を参照)」に戻した、という解釈もある。その場合、アーヤ*6とのつながりは「理性が衰(おとろ)えることで新たに善行の褒美を得ることはなくなるが、信仰し正しい行い*を行った者たちは別で、若く健康だった頃の善行が書き留められる」といった風になる(アル=バガウィー5:277ー278参照)。あるいは、そもそもアーヤ*6とのつながりはなくなる(アル=クルトゥビー20:115参照)。
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1 「尽きることのない褒美」については、詳細にされた章8の訳注を参照。
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1 果たして、命令も禁止も、褒美(ほうび)も罰もないままに、創造物を放ったらかしにしておくことが、アッラー*の英知に適うことであろうか、ということ(アッ=サアディー929頁参照)。