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1 この「星」には、「徐々に下ったクルアーン*の啓示」との解釈もある(イブン・カスィール7:442参照)。 2 この「誓い」については、整列者章1の訳注を参照。
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1 「それ」とは、クルアーン*とスンナ*のこと(ムヤッサル526頁参照)。
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1 預言者*が、ジブリール*をその本来の姿によって目にしたのは地上で一度(この時)、天界で一度(アーヤ*13参照)だけだった。この時、ジブリール*は東方から出現して上方へと広がり、六百もの翼を広げつつ、西方の空までを覆ったのだという(アル=クルトゥビー17:87参照)。
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1 同様の表現方法として、ター・ハー章38「示されるもの」の訳注も参照。
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1 これは、預言者*が夜の旅(夜の旅章1とその訳注を参照)で昇天した際、ジブリール*をその本来の姿で二度目に目にした時のこととされる(イブン・カスィール7:451参照)。アーヤ*7の訳注も参照。
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1 天の第七層にある木で、地上から昇天した者はそこから先には進めない(ムヤッサル526頁参照)。 「スィドラ」については、サバア章16「スィドル(スィドラの複数形)」の訳注を参照。
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1 同様の表現法として、ター・ハー章38「示されるもの」の訳注も参照。「最果てのスィドラ」は、天使*たちと主*の御光、様々な色のものによって覆われているという(イブン・カスィール7:454参照)。
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1 「最も偉大な御徴」とは、天国と地獄などを始めとした、アッラー*の御力と偉大さを示す根拠の数々のこと(ムヤッサル526頁参照)。
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1 アーヤ20の「マナート」も含めたこれら三つは、当時アラブ人の間で有名かつ偉大視 されていた偶像の名(アッ=シャウカーニー5:142参照)。高壁章180の訳注も参照。
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1 彼ら自身、娘を授かることを嫌っていたにも関わらず、天使*たちを「アッラー*の娘」と呼んだ(蜜蜂章57-59とその訳注を参照)り、あるいはアーヤ*19-20で言及されている偶像に女性の名前をつけたりしていたことを指している、とされる(前掲書5:143参照)。
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1 「・・・名前」については、高壁章71の訳注を参照。
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1 それらのものに対する、執り成しのこと(ムヤッサル526頁参照)。 集団章3とその訳注も参照。
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1 復活の日*の「執り成し」については雌牛章48,マルヤム*章87,ター・ハー章109とその訳注を参照。
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1 アーヤ*21の訳注を参照。
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1 この「真理」は、知識、あるいは懲罰のことを指す(アル=バガウィー4:310参照)。
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1 撒き散らすもの章54の訳注も参照。
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1 来世よりも現世を優先させたという、彼らの知識の所産と理性に対する、蔑(さげす)みの表現(前掲書、同頁参照)。
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1 蜜蜂章128「善を尽くす者」についての訳注も参照。
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1 「些細なもの」とは、本人を害しない程度の小さな罪、あるいは、稀(まれ)に犯してしまう小さな罪のこと。これらの行為は、義務(ぎむ)行為を行い、禁じられた物事を回避(かいひ)している限り、アッラー*がお赦し下さる(ムヤッサル527頁参照)。 2 「醜行」については、蜜蜂章90の訳注を参照。
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1 シルク*の徒の無知さについての描写がここで一旦終わり、ここからは彼らの内の特定の者が、その悪行と共に取り上げあれる。それが誰か、いかなる行いに関してか、という点については諸説ある(アル=クルトゥビー17:111参照)。
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1 施しによって、自分の財産がなくなることを知っているがゆえに、施しを打ち切ったのか、ということ(ムヤッサル527頁参照)。
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1 このことは、人が他人の努力から益を得る可能性を否定しているわけではなく(山章21も参照)、人は自分自身の努力しか有してはおらず、他人の努力にまで立ち入ることは出来ないことを示している(アッ=シャンキーティー7:470-471参照)。
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1 死後の復活のこと(ムヤッサル528頁参照)。
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1 大いぬ座のシリウ星のこと。一説によればアラブ人のフザーア族が、これを崇めていた(イブン・アーシュール27:150-151参照)。
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1 この「最初」の解釈には、「彼らがサムード*よりも前の時代だったこと」「ヌーフ*の後に滅ぼされた最初の民だったこと」「アード*には二つあり、これはその最初の方だったこと」を示している、といった諸説がある((アル=クルトゥビー17:120参照)。
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1 「転覆した町々」については、悔悟章70の訳注を参照。それが滅ぼされた時の様子については、フード*章82-83,アル=ヒジュル章73-74を参照。
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1 「覆うもの」とは、石の雨のこと(ムヤッサル528頁参照)。 同様の表現法として、ター・ハー章38「示されるもの」の訳注も参照。
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1 ここまでのアーヤ*のは、恩恵だけでなく、罰の描写も含まれている。それにも関わらず、それら全てが「恩徳」と表現されているのは、それらの罰の中にも数々の教示、訓戒があり、預言者*たちと信仰者たちの敵(かたき)討ちという意味もあったからである(アル=バイダーウィー5:261参照)。
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1 「これ」には、「ムハンマド*」「クルアーン*」といった解釈がある(アル=クルトゥビー17:121参照)。
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1 または、「復活の日*が到来した時、その恐怖や困難を取り除(の)けるものは、アッラー*以外にはいない」という意味(アル=バガウィー4:318参照)。