ترجمة معاني سورة فصّلت
باللغة اليابانية من كتاب الترجمة اليابانية - سعيد ساتو
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ハー・ミーム¹。
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1 この文字群については、頻出名・用語解説の「クルアーンの冒頭に現れる文字群*」を参照。
(このクルアーン*は、)慈悲あまねく*、慈愛深きお方からの降示である。
知識ある民のため、アラビア語のクルアーン*として、そのアーヤ*が詳細にされた啓典。
吉報を伝え、警告を告げるもの¹として。そして彼らの大半は(それに)背を向け、耳を傾けない。
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1 「吉報を伝え、警告を告げる」については、雌牛章119の訳注を参照。
また、彼ら(不信仰者*たち)は(使徒*ムハンマド*に)言った。「私たちの心は、あなたが私たちを招くもの(への理解)から(阻む)覆いがかけられ、私たちの耳には重しがかけられており¹、私たちとあなたとの間には(、あなたの招きに応じることを阻む)障壁がある。ならば、あなたは(自分の宗教に従って)行うがよい。本当に私たちは、(自分たちの宗教に従って)行うから」。
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1 「耳に重しがかけられた」については家畜章25の訳注を参照。
(使徒*よ、)言ってやれ。「私は、『あなた方の(真に)崇拝*すべきは、ただ一つの神¹』との啓示を受けている、あなた方と同様の一人の人間に過ぎない。ゆえに、かれへとまっすぐに歩み²、かれにお赦しを乞うのだ。そしてシルク*の徒たちには、災いを。
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1 この「神」については、洞窟章110の訳注を参照。 2 アッラー*へと「まっすぐに歩む」とは、かれの御言葉を信じ、そのご命令を守ることで、かれへと続く道を歩み続けること(アッ=サァディー744頁参照)。また、使徒*たちの手法に沿って、かれだけに崇拝*行為を捧(ささ)げること(イブン・カスィール7:164参照)。
(彼らは)浄財*を払う¹ことなく、来世に対してはまさに不信仰者*である。
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1 この「浄財*」については、家畜章141の「義務」の訳注を参照。
本当に信仰し、正しい行い*を行う者たち、彼らには尽きることのない¹褒美がある」。
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1 「尽きることのない(マムヌーン)」の意味には、その他「不足ない」「際限(さいげん)ない」「恩着せがましくない」といった解釈もある(アル=クルトゥビー15:341-342参照)。
(使徒*よ)言え。「本当にあなた方は、大地を二日間で創られたお方を否定し、かれに同位者を設け(て崇拝*す)るというのか?そのお方は、全創造物の主*なのである。
またかれはそこに、その上に(聳える)堅固な山々を置かれ、そこを祝福され、ちょうど四日(目)¹で、その糧をそこにお定めになった。(天地創造の時間について)問う者たちへのために²(、彼らがそれを知るべく)。
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1 アーヤ*9にある、アッラー*が大地を創造された二日間は、ここで言及されている四日間の内の最初の二日間である(ムヤッサル477頁参照)。 2 あるいは、「(糧を)求める者たちのため、ちょうどいい案配に」糧をお定めになった(イブン・カスィール7:166参照)。
それから、かれは煙状であった天(の創造)をお望みになり、それ(天)と大地に向かって、(こう)仰せられた。「従順にであろうと、嫌々であろうと、(わが命令へと)来たれ」。それら(天と大地)は、申し上げた。「私たちは従順に、参りました」。
こうしてかれはそれらを二日間で、七層の天(の創造)として終えられ¹、天の各々(の層)に、その命令を示された。また、われらは最下層の天を(星)灯りで飾りつけ、(それをシャイターン*に対する)護衛とした²。それは偉力ならびなく*、英知あふれる*お方の定めである。
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1 こうしてアッラー*は天地の創造を、日曜日から金曜日までの六日間で終えられた。全能のアッラー*は、お望みであれば、天地を一瞬でお創りになることもお出来だが、それらをこの日数でお創りになったのは、かれの英知ゆえのことである(アッ=サァディー745頁参照)。 2 アル=ヒジュル章17-18とその訳注、詩人たち章212、223、整列者章6-10、王権章5、ジン*章8-9も参照。
もし彼らが(アッラー*とクルアーン*のことを説明された後に)背を向けるのなら、言ってやるがいい。「私はあなた方に、アード*とサムード*の懲罰のような懲罰を警告した」。
使徒*たちが、彼らの前と後ろから彼ら(アード*とサムード*)のもとに到来し¹、アッラー*以外は崇拝*してはならない、と言った時のこと。彼らは言った。「もし我らが主*がお望みになったなら、天使*たちを(使徒*として)下したであろう²。ゆえに私たちは、あなた方が携えて遣わされたものを否定する」。
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1 つまり、次々と連続して到来した、ということ(ムヤッサル478頁参照)。 2 家畜章8-9も参照。
それでアード*はといえば、不当にも地上で高慢となり、(こう)言った。「誰が私たちよりも強力だと言うのか?¹」彼らは一体、彼らをお創りになったアッラー*が、彼らよりも強力であるとは思わないのか?彼らは、かれの御徴²を否定していたのだ。
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1 アード*は強力な身体と武力を備えており、アッラー*の懲罰にすら太刀打ちできると考えていた(イブン・カスィール7:169参照)。 2 この「御徴」の解釈には、「使徒*の軌跡」「啓示」「世の中に存在する(アッラーの唯一性*と偉大さの)印」あるいは「それら全てのこと」といった諸説がある(アッ=シャウカーニー4:669参照)。
それでわれら*は、彼らに現世の生活における屈辱の懲罰を味わわせるべく、大難の日々¹において、彼らに咆哮の暴風を送った。そして来世の懲罰こそは、より屈辱に満ちたものなのだ。彼らは(誰からも)援助されることがない。
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1 この「大難の日々」については、真実章5-7も参照。
またサムード*はといえば、われら*が彼らに導きを示した後、導きよりも(迷いという)盲目を好んだ。それで彼らが稼いでいたもの¹ゆえ、屈辱的な懲罰の稲妻²が彼らを捕らえたのだ。
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1 アッラー*への不信仰と、その使徒*たちを噓つき呼ばわりした罪のこと(ムヤッサル478頁参照)。 2 サムード*に下された懲罰の詳細については、頻出名・用語解説の「サムード*」の項を参照。
そしてわれら*は、信仰し、敬虔*だった者たちを救った。
アッラー*の敵たちが業火へと集められ、整列させられる時(のことを、思い起こさせよ)。
やがて彼らがそこに到来(し、自分たちの罪を否定)すると、彼らの耳と目と皮膚は、彼らが(現世で)行っていたことについて、彼らに不利な証言をする¹。
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1 御光章24、ヤー・スィーン章65も参照。
そして彼らは、自分たちの皮膚に(こう)言う。「あなた方は、どうして私たちに不利な証言をするのか?」彼ら(皮膚)は、言う。「全てのものに言葉を喋らせられるアッラー*が、私たちを喋らせられたのだ。かれがあなた方を最初にお創りになったのであり、かれの御許にこそ、あなた方は戻らされる。
あなた方は(罪に手を染める時)、自分たちの耳や目や皮膚が(復活の日*、)自分たちにとって不利な証言をする(だろうことを怖れるが)ゆえに、身を隠すこともしなかった。しかしあなた方はアッラー*が、自分たちの行う(罪の)多くを知らないだろう、と思い込んでいたのである。
そしてそれは、あなた方が自分たちの主*に対して思っていた、あなた方の憶測である。それはあなた方を(破滅に)転落させ、あなた方は損失者の類いとなったのだ」。¹
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1 皮膚の言葉は、アーヤ*21「・・・喋らせるられたのだ」まで、あるいは「・・・思い込んでいたのである」までという説もある。そしてその場合、そこからアーヤ*23までの言葉はアッラー*、あるいは天使*のもの、とされる(アル=クルトゥビー15:350-351参照)。
それで、もし彼らが(懲罰を)忍としても、業火が彼らの住まいである。もし彼らが(アッラー*の)ご満悦を得よう¹としても、彼らがご満悦を得ることなど叶うわけもないのだ。
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1 蜜蜂章84とその訳注も参照。
またわれら*は彼ら(不信仰者*たち)に、付きまとう者たち¹をあてがった。そして彼らは彼らに対し、その前にあるものと後ろにあるものを目映く見せた²。彼らにはジン*と人間からなる、彼ら以前に滅んだ(不信仰の)民*の一員として(地獄に入るという)、御言葉が確定したのである。本当に彼らは、損失者だったのだ。
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1 人間とジン*からなる、シャイターン*たちのこと(ムヤッサル479頁参照)。 2 「その前にあるもの」を目映く見せるとは、現世で悪事を善いことのように見せ、その禁じられた楽しみや欲望へと招くこと。「後ろにあるもの」を目映く見せるとは、来世のことを忘れさせたり、復活を嘘とする考えへと招いたりすること(前掲書、同頁参照)。高壁章17とその訳注も参照。また、シャイターン*が人類を迷わせることとなった経緯(いきさつ)については、高壁章11-18、アル=ヒジュル章28-42、夜の旅章61-65、サード章71-85を参照。
不信仰に陥った者*たちは(、互いに助言し合って、こう)言った。このクルアーン*には耳を傾けず、それ(読誦)に対して戯言を言って(邪魔して)やれ¹。(それによって読誦を阻み、)あなた方が優勢となるように」。
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1 クライシュ族*の不信仰者*らは、預言者*がクルアーンを読誦すると、口笛や拍手をしたり、雑音を立てたりして、それを妨害した(アッ=タバリー9:7191参照)。
われら*は必ずや、不信仰に陥った者*たちに(現世と来世において)厳しい懲罰を味わわせ、彼らが行っていた最悪のもの¹で、必ずや彼らに報いよう。
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1 つまり不信仰と、アッラー*への不服従のこと(アッ=サァディー748頁参照)。
それがアッラー*の敵どもの報い、業火である。彼らにはそこで、彼らが(現世で)われら*の御徴¹を否定していたことゆえの報いとして、永遠の住まいがある。
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1 創造物の内に存在するアッラー*の(唯一性*と偉大さの)印、および預言者*に啓示されたアーヤ*のこと(イブン・アティーヤ5:13参照)。
また、不信仰に陥った者*たちは(地獄で、こう)言う。「我らが主*よ、ジン*と人間の内、私たちを迷わせた者たちを、お見せ下さい。(そうすれば、)彼らが(地獄の)最下層の者となるべく、私たちの足の下にしてやります」。¹
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1 同様の情景の描写として、高壁章38-39も参照(イブン・カスィール7:175参照)。
本当に「我らが主*はアッラー*です」と言い、それからまっすぐに歩んだ者¹たち、彼らには(その死期に、)天使*たちが(こう言いつつ)下る。「怖れるのでも、悲しむのでもない²。あなた方が(現世で)約束されていた天国を、喜ぶのだ。
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1 つまり「アッラー*への服従において、信仰、言葉、行いがまっすぐであり続けた者」(アル=クルトゥビー15:358参照)。 2 雌牛章38「怖れもなければ、悲しむこともない」の訳注も参照。
私たちは現世の生活と来世における、あなた方の味方¹である。そして、そこ(天国)にはあなた方のために、あなた方自身が欲するものがある。そこにはあなた方のために、あなた方が求めるものがあるのだ。
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1 つまり天使*たちは、現世ではアッラー*の命によって信仰者たちを正し、成功させ、守護した。そして来世においては、墓の中・復活の日*の恐怖を和らげ、復活の時には安心させ、地獄の架け橋(鉄章13参照)を渡るのを助け、天国へと到達させてくれる(イブン・カスィール7:177参照)。
赦し深く、慈愛深い*お方からの御もてなしとして」。
アッラー*(の唯一性*と崇拝*)へと招き、正しい行い*を行い、「本当に私は、服従する者(ムスリム*)の一人です」と言う者よりも、善い言葉の者がいようか?
善と悪とは同じではない。(使徒*よ、あなた¹に悪くする者にも、)より善いものでもって、返してやれ。そうすればどうだろう、あなたとの間に敵対心がある者も、あたかも親しい味方のようになるのだ。
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1 この「あなた」については、雌牛章120の訳注を参照。
そしてそれは、忍耐*する者しか手にすることがなく、それは(現世と来世における、)この上ない幸福の持ち主しか手にすることはない。
また、もしシャイターン*からの一突きがあなたを突いたら¹、アッラー*にご加護を乞うのだ。かれこそはよくお聴きになるお方、全知者であられるのだから。
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1 この表現については、高壁章200の訳注を参照。
夜、昼、太陽、月は、かれの(唯一性*と全能性を示す)御徴の一部である。太陽にも月にもサジダ*せず、それらをお創りになったアッラー*にサジダ*せよ。もしあなた方が、かれのみを崇拝*するのなら。
そして、もし彼らが(アッラー*へのサジダ*に対して)奢り高ぶったとしても、(放っておくがよい、)あなたの主*の御許にいる者(天使*)たちは倦むことなく、夜に昼にかれを称えている*のだから(読誦のサジダ*)
またあなたが、大地が惨めな有様¹なのを見ても、そこにわれら*が(雨)水を降らせると、それが震動し、膨張する²のは、かれの(唯一性*と全能性を示す)御徴の一つ。それに生を与えたお方こそは、まさしく死んだものに生を与えられるお方。本当にかれは全てのことがお出来になるお方なのだ。
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1 「惨めな有様」とは、乾ききって不毛な様子のこと(ムヤッサル481頁参照)。 2 「震動」は、植物が芽生え、動き出すことを、「膨張」は大地が水を含んで、膨張することを指すという(イブン・アーシュール24:302参照)。
本当に、われら*の御徴(アーヤ*)において(真理から)逸脱¹する者たちが、われら*から隠れることは出来ない。それで(その逸脱者のように、)業火に放り込まれる者がより善いのか、それとも復活の日*に(御徴を信じる者として、懲罰から)安泰な状態でやってくる者か?あなた方が望むことを行うがよい。本当にかれは、あなた方が行うことをご覧になっている。
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1 否定、噓呼ばわり、改ざん、真の意味からの脱線、アッラー*がお望みになってはいない別の意味を与えることなど、あらゆる形での「逸脱」(アッ=サァディー750頁参照)。
本当に、その教訓(クルアーン*)が自分たちのもとに到来した時に、それを否定した者たちは(、破滅する定にある)。それこそは、まさしく偉力あふれた啓典¹なのだ。
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1 アッラー*によって偉力あふれたものとされ、あらゆる種類の変更から守られた「啓典」のこと(ムヤッサル481頁参照)。
その前からも、その後ろからも、虚妄が訪れることがない¹(啓典)。英知あふれる*、称賛されるべき*お方から下されたもの。
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1 クルアーン*はアッラー*によって守られた啓典であり、そこに新たな削除や付け加えが及ぶことはない(前掲書、同頁参照)。アル=ヒジュル章9とその訳注も参照。
(使徒*よ、シルク*の徒から)あなたに言われることは、既にあなた以前の使徒*たちに言われたことに外ならない。本当にあなたの主*は、まさしく赦しの主であり、痛烈な懲罰の主である。
もし、われら*がそれを外国語のクルアーン*としたならば、「彼ら(シルク*の徒)は言ったことだろう。「そのアーヤ*はどうして、(私たちに理解できるよう)詳細にはされなかったのか?外国語(の啓示)とアラブ人¹(の預言者*)だと?」(使徒*よ、)言ってやれ。「それ(クルアーン*)は、信仰する者たちにとっての導きと癒し²なのだ。信仰しない者たちはその耳に重しがある³のであり、それは彼らにとっての盲目(の原因)である。それらの者たちは、遠い場所から呼びかけられているのだ⁴」。
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1 それが下った者の言葉はアラビア語なのに、外国語のクルアーン*とはどういうことだ、ということ(ムヤッサル481頁参照)。 2 「癒し」については、ユーヌス*章57の訳注を参照。 3 「耳に重しがある」については、家畜章25の訳注を参照。 4 つまり呼びかけを聞くこともなければ、それに応じることもない(前掲書、同頁参照)。
われら*は確かに、ムーサー*に啓典(トーラー*)を授けたが、そこにおいて異論が生じ(、ある者は信じ、ある者は信じなかっ)た。そして(使徒*よ)、もし(あなたの民に対する懲罰を猶予する、という)あなたの主*からの先んじた御言葉がなければ、彼らの間には裁決が下されてしまったであろう。そして本当に彼らはそれ(クルアーン*)に対する、大きな疑惑の真っ只中にあるのだ。
誰でも正しい行い*を行う者は、自分のために(そうするの)であり、悪い行いをする者は、自分に対して(そうするの)である。アッラー*は、その僕たちにちに対する不正*者などではない。
かれ(アッラー*)の御許にこそ、(復活の)その時の知識は帰される。また、かれの知識なしには果実がその包みから出て来ることはなく、女性が身ごもることも、出産することもない。かれが(シルク*の徒に、)「(あなた方が、崇拝*において)われの同位者たち(としていた者たち)は、どこなのか?」と呼びかけられる、その日のこと(を思い起させよ)。彼らは言う。「(今)私たちは、あなたにお知らせします。私たちの中には、誰も証言者¹がいません」。
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1 アッラー*に同位者がいる、と証言する「証言者」のこと(ムヤッサル482頁参照)。
また、彼らが以前(アッラー*をよそに)祈っていたものは、消え失せてしまう。そして彼らは自分たちに、いかなる逃げ道もないことを確信するのだ。
人間は、善の祈願¹には飽きることがない。そして、もし悪が彼を襲えば、失意の念激しい者、絶望の底に陥った者となる²。
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1 富、財産、子供など、現世の魅力的なものを求める祈願のこと(アッ=サァディー752頁参照) 。 2 つまり、アッラー*のご慈悲に絶望し、その試練が一巻の終わりと思い込む。しかし信仰者はこれとは逆に、善いことがあればアッラー*に感謝し、それが罰の前触れではないかと警戒する。そして災難が襲えば忍耐*し、アッラー*の恩寵(おんちょう)を乞うのである(前掲書、同頁参照)。
また、もしもわれら*が、彼(人間)に災難を襲った後、われら*の御許からの慈悲を味わわせたならば、彼は必ずや(こう)言うのだ。「これは私のため(に相応しいもの)であり、私は(復活の)その時が起こるとは、思わない。そして、もしも私が我が主*のもとに戻らされたとしても、私にこそはかれの御許において、まさしく最善のもの¹があるのだ」。では、われら*はきっと不信仰に陥った者*たちに、彼らが行った(悪)事を告げ、彼らに必ずや、荒々しい懲罰を味わわせよう。
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1 つまり、天国のこと(ムヤッサル482頁参照)。
われら*が人間に恩恵を授ければ、彼は(真理に従うことを)拒み、そっぽを向いて遠ざかる。そして自分に悪が降りかかると、延々と祈願する者となる。
(使徒*よ、)言ってやれ。「言ってみよ。もし、それ(クルアーン*)がアッラー*の御許からのものであり、そしてあなた方がそれを否定したとすれば(、あなた方ほど迷っている者はいないではないか)?(真理と)遠い対立の中にある者よりも、ひどく迷っている者があろうか?」
われら*は、彼らに見せよう。それ(クルアーン*)が彼らに真実であることが明らかになるまで、われら*の御徴を彼方に、そして彼ら自身の内¹に。一体、あなたの主*だけで、かれが全てのことの証人ということだけで、(クルアーン*の真実性の証拠は)十分なのではないか?
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1 撒き散らすもの章20-21も参照。
本当に彼ら(不信仰者*たち)は、自分たちの主*との(死後の)拝謁を、疑わしく思っているのではないか。本当にかれ(アッラー*)は、全てのものを悉く包囲される*お方なのではないか。