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1 アーヤ*1-3の、アッラー*によるこの誓いについては、整列者章1の訳注を参照。
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1 「立ち会うもの(シャーヒド)」と「立ち会われるもの(マシュフード)」は、それぞれ「証言するもの、証言されるもの」とも解釈可能(イブン・ジュザイ2:555参照)。アル=ワーヒディー*によれば、大半の解釈学者は前者と後者を、それぞれ「金曜日とアラファの日(ズル=ヒッジャ*月九日)」と解釈しているが、その他「その逆」「預言者*ムハンマド*(雌牛章143、婦人章41とその訳注を参照)と復活の日*(フード*章103参照)」「人間と復活の日*」など、非常に多くの説がある(23:380-383参照)。
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1 「堀の仲間たち」とは、信仰に入った自国民に対して、堀を掘ってその中に火をつけ、信仰を捨てなかった者をその中に放り込んで殺害した、不信仰者*の王とその手下たちのこと(ムスリム「信心深さと心温まる話の書」73参照)。彼らが殺害した信仰者たちについては、「預言者*ムハンマド*が遣わされるより四十年前の、イエメンのキリスト教徒*」「イスラーイールの民*」「エチオピアの民」「ペルシャの民」などといった諸説がある(アル=クルトゥビー19:289-290参照)。
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1 「御座」に関しては、高壁章54の訳注を参照。
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1 ここで特にフィルアウン*とサムード*だけが取り上げられているのは、比較的後代に滅亡した前者は啓典の民*らによく知られており、一方後者は、比較的先代に滅亡したにも関わらず、アラブの地に居住していた民で、アラブ人たちによく知られていたからだと言われる(アル=クルトゥビー19:298参照)。
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1 アッラー*は彼らを、その知識と御力によって掌握(しょうあく)されており、彼らの行いは全てアッラー*に筒抜(つつぬ)け なのである(ムヤッサル590頁参照)。
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1 つまりそれは、シルク*の徒らが主張していたような詩、占い、魔術などではなく、宗教的・現世的諸事に関する様々な教えを明らかにする、この上ない誉(ほま)れ 、高貴さ、祝福にあふれた啓典である(アッ=シャウカーニー5:552参照)。