ﰡ
____________________
1 このアーヤ*は、商取引において公正ではなかったマディーナ*の民に関して下ったとされる。そしてこのアーヤ*が下った後、彼らの商取引は改善された(イブン・マージャ2223参照)。
____________________
1 「升」と「秤」の詳細については、家畜章153の訳注を参照。
____________________
1 この「帳簿」の解釈には、文字通りの意味のほかにも、「行い」「魂と行い」といった説もある(アル=クルトゥビー19:257参照)。「スィッジーン」は一説に、「スィジン(牢獄)」という語から派生した言葉で、地獄での幽閉(ゆうへい)と苦しみの原因であり、それ自体が牢獄のような屈辱(くつじょく)と懲罰の場所にあることが、その名称の由来とされる(イブン・ジュザイ2:548参照)。不信仰者*や不正*者の魂、彼らの行いの帳簿が置かれることになる、世界で最も低い場所のこと(アル=ジャザーイリー5:535参照)。
____________________
1 ほかにも、「目印のつけられた」「封印された」という解釈がある(アル=バガウィー5:224参照)。
____________________
1 復活の日*に天国の民が、アッラー*を拝見することについては、家畜章103とその訳注、ユーヌス*章26、復活章23も参照。
____________________
1 この「善行者」については、裂ける章13の訳注を参照。 2 この「帳簿」の解釈については、アーヤ*7の訳注を参照。「イッリイユーン」は一説に、「ウルフ(高さ)」という語から派生した言葉で、天国における位の高さ、あるいは高い場所であることが、その名称の由来とされる(イブン・ジュザイ2:549参照)。具体的な解釈としては、「天国」「(信仰者の魂が留まる、)天の第七層」「最果てのスィドラ(星章14の訳注を参照)」「天の第七層の上にある、アッラー*の御座(高壁章54の訳注を参照)の右足部分」「天使*たちのこと」といった諸説がある(アル=クルトゥビー19:262-263参照)。
____________________
1 「しっかりと記された」については、アーヤ*9の9の訳注も参照。
____________________
1 あるいは復活の日*、そこに記されている内容を証言する(アッ=シャウカーニー5:535参照)。
____________________
地獄にいる(現世での)自分たちの敵が罰される様子を見る、という解釈もある(アル=バガウィー5:226参照)。包る者章42の訳注も参照。
____________________
1 天国の民の飲み物については、サード章51、整列者章45-47、詳細にされた章31、ムハンマド*章15、出来事章17-19、人間章5-6、17-18、21、消息章34も参照。
____________________
1 この「封印」には、「混ぜ物」「最後の味、あるいは残り香」といった解釈もある(アル=クルトゥビー19:265参照)。
____________________
1 「タスニーム」は「スィナーム(高い場所)」という語から派生した言葉と言われ、高い場所から、天国の民の部屋や家へと流れ注ぐ飲み物。あるいは空中を流れ、彼らの杯にちょうどいい塩梅(あんばい)で注がれる飲み物(アル=バガウィー5:226参照)。
____________________
1 この「側近たち」は、天国の民でも最良の者たちのこと(アル=クルトゥビー19:266参照)。
____________________
1 信仰者たちが迷いの中にあるという虚偽(きょぎ)の主張をすべく、その行いを見守る「監視役」のこと(アッ=サアディー916頁参照)。
____________________
1 アーヤ*23の訳注も参照。
____________________
1 これは、「不信仰者*たちは・・・確かに報われた」という意味を表わす、断定の疑問形(イブン・アーシュール30:215参照)。