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1 この文字については、頻出名・用語解説の「クルアーンの冒頭に現れる文字群*」を参照。 2 天使*や人間が「書き記す」善いこと、利益、知識などのことを指す(ムヤッサル564頁参照)。 3 アッラー*の「誓い」については、整列者章1の訳注も参照。
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1 この「恩恵」とは、預言者*性のことであるとされる(前掲書、同頁参照)。 2 「憑かれた者」については、アル=ヒジュル章6の訳注を参照。
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1 「尽きることのない」については、詳細にされた章8の訳注も参照。
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1 つまり、「憑(つ)かれた 者」。あるいは、「真理から迷うという試練にかけられた者」(イブン・カスィール8:190参照)。
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1 夜の旅章74-75も参照。
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1 この「中傷」については、中傷者章1の訳注を参照。 2 原語では「ナミーム(またはナミーマ)」で、人間関係の悪化や、敵意を憎悪を生じさせることを意図しつつ、誰かが話したことを第三者に告げること(アッ=サアディー879頁参照)。
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1 アーヤ*10-15は、あるシルクの徒*に関して下ったとされる。その一方でこの中には、これらの性質が当てはまる者たちに対する、ムスリム*への注意の勧告が見受けられる(ムヤッサル564頁参照)。
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1 このアーヤ*の解釈には「剣で鼻を打たれる(一説に、このアーヤ*で意図された者は、バドルの戦い*において剣で鼻を打たれ、死んだとされる)」「復活の日*、他人からその姿が認められるよう、鼻に印をつけられる(慈悲あまねき*お方章41参照)」「不名誉を与えられる」といった諸説がある(アル=クルトゥビー18:236-237参照)。
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1 これは、イエメン地方にあった農園主の話。この農園主は正しい人物で、果実を収穫する時には、恵まれない人々にもそこから施すことを常としていた。しかし彼の死後、それを受け継いだ三人の息子たちは分け前を惜しみ、その習いに反しようとしたのだった(前掲書18:240参照)。
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1 関連して、洞窟章24とその訳注も参照。
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1 この「包囲」とは、アッラー*が天からお下しになった炎のこととされる(ムヤッサル565頁参照)。
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1 つまり、アーヤ*18にあるように「もし、アッラー*がお望みになったら」という言葉のこと(ムヤッサル565頁参照)。この言葉が、彼らにとっての称えの言葉だったのだという。また、「アッラー*に称え*あれと言い、感謝すること」「お赦しを乞うこと」という説もある(アル=バガウィー5:138参照)。
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1 この表現については、食卓章31「我が災いよ!」の訳注を参照。
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1 それら農園主のように、アッラー*のご命令に逆らい、恵まれた恩恵に対するアッラー*への義務を果たさない者には、同様の罰が下るということ(ムヤッサル565頁参照)。
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1 一説に、裕福だったクライシュ族*の頭目たちは、貧しかったムスリム*たちを見て、「仮に来世があるとしても、私たちと彼らの状況は、現世における状況と同じ(で、私たちの方が豊か)か、せいぜい同じ位だろう」などと言っていた(アル=クルトゥビー18:246参照)。マルヤム*章77も参照。
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1 つまりアーヤ*35にあるような、彼らの見解のこと(ムヤッサル565頁参照)。
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1 「それ」とは、アーヤ*35にある、彼ら不信仰者*の思い込みのこと(ムヤッサル565頁参照)。
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1 アッラー*が「その脛を露わにされる」という文字通りに解釈と、その日の「厳しさと恐怖」を表す言い回しである、という説がある(イブン・カスィール8:198-199参照)。 2 その日、信仰者はサジダ*できるが、現地で人目や外聞(がいぶん)ゆえにサジダ*していた者は、そうすることが出来ない(アル=ブハーリー4919参照)。
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1 つまり礼拝や、アッラー*への崇拝*へと呼ばれていた(ムヤッサル566頁参照)。
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1 「知らない所から徐々に導いて行く」ことの具体的例については、家畜章44を参照。
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1 彼らに猶予を与えておくことにおける、アッラー*の「策略」については、イムラーン家章178を参照。
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1 この「見返りの要求」については、家畜章90の訳注を参照。
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1 この背景にあることについては、山章41の訳注を参照。 2 「書き記している」については、山章41の訳注を参照。
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1 ユーヌス*が「大魚の人」と呼ばれる由来については、預言者*たち章87「ズン=ヌーン」 の訳注を参照。また、この話の背景にある出来事については、同章とその訳注、及び整列者章139-148を参照。
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1 この時の様子と悔悟の言葉については、預言者たち章87を参照。
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1 つまり、「アイン(邪視)を及ぼす」という意味(ムヤッサル566頁参照)。ほかにも「滅ぼす」「視線で射抜く」「(アッラー*から授かった地位から)退(しりぞ)かせる」「(イスラーム*の教えを伝達するという任務から)逸らせる」というような解釈があるが、アル=クルトゥビー*によれば、これら全ての説は「アインを及ぼす」という意味から派生したもの(18:255-256参照)。尚「アイン」とは、悪い性質を帯びた者から発される、嫉妬(しっと)が混じった羨望(せんぼう)の視線のことで、それによって視線の対象が害を被(こうむ)る類いのもの(クウェイト法学大全31:119-120参照)。 2 「憑かれた者」については、アル=ヒジュル章6の訳注を参照。